「新興食家」 Sun Hing Restaurant。再訪。
今回、宿泊先が当店の目と鼻の先。
前回は、最終日の朝に利用し激混みで、お店の良さを体感しきれませんでしたから、
この地の利を生かし、リベンジを果たすべく、空が明るくなる前に訪れました。
入店したのは5時半ぐらいかな。常連さんと思われる先客もまばら。
席につくとまず、お茶を何にするか、聞かれるので普洱茶をリクエスト。
洗杯用のボウルに茶杯やレンゲなど一式が突っ込まれた状態でサーブされるので
各自で洗いスタンバイ。お茶も急須で出てきます。
肝心の點心はというと入り口近くに蒸篭が重ねられているので、ここで中を確認
させてもらい、食べたいものを取ると、店員さんが伝票にチェックを入れてくれます。
選んだのは4品。
鵪鶉蛋燒賣
頂にうずらの卵を据え、上面を覆うようにシュウマイ皮を乗せ蒸したもの。
咖喱金錢肚
カレーの香りが食欲を焚き付ける。ハチノスは柔らかく、辛さはマイルド。美味!
蝦餃
流沙飽
お洒落飲茶で供されるものとは異なり、あんはバターのコクが力強く効いて濃厚。
街場の良さが体感できる味に骨太さのある流沙包です。
(ノブロー) うんめえー!早起きは三文の得だな
八珍糯米雞
レジ後ろに据えられた蒸しケース?が気になり、店のおじさんに声をかけると
「米雞」とのこと。さっそく一個!
かなり大きく、シェア向きボディ。
米雞は、もち米に鶏肉などの具材を混ぜ、蓮の葉で包んで蒸したちまき。
蓮の葉を開けると、ふわりと香りが広がり、具材が驚くほどたっぷりでお宝ザックザク。
これを目の当たりに狂喜乱舞の私たち。テンションは弥が上にも上がりますよ~。
豊富な具材に、旨味がぐわーっとしみ込んだもち米とチョイスは大正解で、
「旨い、旨い」と舌鼓です。
急須には茶葉が入っているので、湯の継ぎ足しは店内設置の給湯器より各自で。
お茶も体にすっと入ってくるから、ガブガブ飲んでしまいました。
店の前には的士(タクシー)がたくさん停まってました。
どうやらタクシードライバーさん御用達の店でもあるよう。
また、お近くに住む方が朝食にと外賣していく姿もありました。
MTRをはじめ交通機関が活発に動いていない時間帯の当店は、人の流れが少ない分、
大混雑を回避でき、狙い目だなあと思ったのでした。
……しかし、いかにせんまだ眠い。
お腹も満たされたので第2朝食前にもうひと眠りします。
新興食家Sun Hing Restaurant
西環堅尼地城士美非路8號地下C號舖
TEL 852-2816-0616
営業時間 月~日:03:00-16:00
Sun Hing Restaurant (飲茶・点心 / 西環 サイワン)