「三百杯 上野店」
都道437号(中央通り)から脇道に入るロケーション。
友人との中華飲みに提案し、以前からお邪魔したかった当店へ初訪問。
先に到着した友人が店の前で待っていてくれたので、外観を撮り忘れて
しまったのですが、一見では中華居酒屋然とした佇まい。
一抹の不安を感じつつも入店すると、店内はエアコンのスイッチを入れたばかりの様子で、
指示を受けられたのは、その暖房がよくききそうな奥の6人仕様の角テーブル席であります。
――2人でこのテーブルは贅沢すぎじゃないかしら(汗)混んで来たら相席になるのかな。
あれこれと思慮をめぐらすのですが、店の人がいい、というのだからこの席で問題ないのよ。
着座後は卓に置いてあるメニューを広げ、まずは生ビールをオーダー。
この間にアラカルトチョイスのお料理を決めるのですが、
お通しになるのかしら?
先陣を切って現れたのが、塩ピーナッツと枝豆の大豆兄弟。
枝豆のほうは漬物と和えているようで、この塩気だけで酒が飲めちゃうなあ。
お酒の種類は、焼酎、サワー、ワインなど、バラエティーに富んだラインナップ。
私達は五年紹興酒(ボトル)@1,900×2へと進行したのですが、店のおじさんの
提案も受け、孔府家酒(グラス)@400へと手を広げるガチ飲みタイムに。
醤牛肉(牛スネの醤油煮)@980+税
下で小山を形成しているのは、ザク切りキャベツで、薄くスライスされた牛スネ肉は
あっさりとした食味。個人的には、もうちょっと中華っぽいスパイスが香ると嬉しい。
猪耳
正式な料理名、金額を失念。確か500~600円台じゃあなかったかな。
四川風のピリッとした味付けですが、攻撃的な辛さはなく、瑞々しいキュウリと
香菜で和えているので、サラダ感覚でいただけます。
醤焖土芸排(スペアリブとインゲン旨煮)@1,380+税
メニュー写真とは異なり、スープ煮状で、イメージしていたものとのギャップに
戸惑うのですが、野菜の柔らかな甘みと骨付き肉のエキスが入り込んだスープは
味に深みがあり、見事にクリーンヒット!
隠れてしまっていますが、具材にはじゃがいもも参加していて、旨味スープを吸い込み、
ほこほことろ~り。またトウモロコシの素直な甘さがたまらなく愛しいのです。
面疙瘩汤(東北風すいとん)@800+税
旨煮が汁あり、と思っていなかったので、だぶつき感が心配ではありますが、
すいとんは大好物なので食べずには帰れない。
酸味も程よく青菜もたっぷりで、美味しく食べ応え十分。
何杯もお替りしましたが、さすがに全部は食べれなかったので、残ったものは
持ち帰りを希望し、テイクアウト。
処分など有りえない。少し、時間が空けば全然イケルのだ!(๑˃̵ᴗ˂̵)و
と同時に、肉まんも購入し友人と分けました(4個入り)。
自宅で蒸すと、素朴な味わいの皮に、下味がしっかりついた餡は肉が多めでジューシー。
浮ついたところのない質朴な感じの肉まんで、きちんと美味しかったです。
滞在時、お客様はみな中国人。中には横浜中華街で働いているという方も来店していたので、
少し話をさせてもらい、当店の骨太な人気を窺い知りました。
私も好きなタイプのお店ですから、タイミングがあえばまた寄らせてもらおうと思います。
三百杯 上野店
東京都台東区上野2-8-11
TEL 03-5817-8286
営業時間/月~金 17:00~翌5:00 土日 祭日 17:00~23:00
定休日 年中無休 -店舗情報「食べログ」より-