「錦福」 再訪。
6名での会食で現地集合。当店はシェフが一人で調理を担当しているため、
料理はグランドメニューからのアラカルトチョイス。ほか、幹事さんの話では
蒸し魚を別にお願いしてくれているとのこと。
ここでは以前記録した料理の細かい記録は省きます。
松花皮蛋(ピータンと味付け若しょうが)@880
前菜から1品チョイス。透明感ある琥珀色の白身に黄身はとろ~りで夢見心地の味わいです。
脆皮烧肉(皮付き豚バラ肉の焼き物)@1,800
卤水牛肉(味付け冷やし牛スネ肉)@1,200
卤水で煮しめた牛スネ肉は繊維のほどける柔らかさで申し分なし。
蜜汁叉烧(焼きチャーシュー)@1,800
貴妃鸡(蒸し鶏の冷菜)@1,200
しっとりとした蒸し鶏はため息の出るような美しさ。相性抜群のネギ生姜ソースで。
港式烧鴨(香港式の焼きアヒル)@1,800
上記4品が港式卤水烧味からのチョイス。
焼き物の味に秀でていますから、この層を厚く注文しました。
今回、蜜汁烧鸡肝(焼きレバー)が売り切れになっていたのは残念ですが、
どれも完成度の高い美味さ。現時点の自身の好みでは
1.港式烧鴨、2.蜜汁叉烧、3.貴妃鸡がトップスリーかなあ。
前菜とこれら焼き物をつまみにドリンクはしゅわしゅわなスパークリングから
白ワインへとぐんぐん進行。めっちゃ楽しい!
避风塘虾球(避風塘とエビの炒め物)@1,800
蒜茸炒榻菜(搨菜とニンニクの炒め物)@900~@1,200
季節野菜はチンゲン菜と搨菜(ターツァイ)から選べ、調理法もリクエストできたので
メンバーさんの希望に皆が賛同。火入れも妙妙で、ニンニク使いもどぎつすぎず、
品良く仕上がっています。
清蒸鯛魚
魚は鯛を使用。
圧巻の大きさですが、解体作業は手慣れたメンバーさんがやってくれました。
正直なところ、焼き物の技量に比べると僅かに及ばずではありますが、
清蒸魚も悪くはありません。しっとりとした身はシコシコと健やかな歯触りで
皮目はとろ~り。ゼラチン質の豊富な目玉周りもご馳走なのです。
ここで欲を言えば、ご飯がジャスミンライスでもらえればもっと嬉しかったかも。
菠萝咕噜肉(パイナップル入りの酢豚)@1,800
香港を体感するにあたってはパイナップル入りの酢豚は欠かせない。
僭越ながらリクエスト。
唐揚げにした豚肉に甜酸の効いた甘酢ソースとパイナップルがマッチし
日本で味わう黒酢の効いた酢豚や家庭のケチャップ酢豚とはひと味違う
チャーミングな味わいです。ああ、「陸羽茶室」さんが懐かしいなあ。
会計は、追加のワイン数本を含め、1人当たり7,000円ほど(千円未満四捨五入)。
奥様が私の顔を覚えてくれていたのには感激♡近々またお邪魔します。
錦福 香港美食
東京都千代田区九段北1-9-12
TEL 03-3511-2202
営業時間/11:00~15:00 17:30~22:00
定休日 日曜日・祝日 -店舗情報「食べログ」より-
※今回も幹事さんのご尽力に感謝いたします。