老北京 火鍋料理 「蝎子王」
最寄駅は新大久保or東新宿。大久保通りに面したビルの地下1階という立地。
貸切宴会での集まりですが、先に到着した飯友さんが女子分の席まで
キープしてくれていたから土地勘のない私も安心して向かえました。
当日に菜單の用意はなく、羊蝎子鍋がメインという事前情報以外、
詳細な内容はわからないミステリーなお楽しみ会食でありますが、
結果、提供料理は大皿で6品。なお、サーブ時にも説明はありませんでしたから、
料理名など記録は正確さに欠けるかもしれません。
ドリンクの後に続くのは
干し豆腐の和え物
中華前菜の定番、拌干豆腐丝。細切り干し豆腐と野菜の和え物。
砂肝の和え物
野菜及び味付けとも拌干豆腐丝と同じで、ごま油の香る塩味ベース。
砂肝が思いのほか柔らかでした。
白菜の黒酢和え
グラゲと野菜の和え物
ハイテンポにサーブされる前菜を尻目に、いよいよ真打登場!
羊蝎子鍋
羊蝎子とは羊の背骨。つまりは羊の背骨鍋ですね。
鍋底(スープ)はスタンダードと麻辣味を選べるというので、両方をセットした
鴛鴦でお願いしました。その場合、鍋のサイズが少し小さくなるという話ですが、
せっかくなら味を試したいものね。店員さんが香菜を乗せてくるのを忘れたけれど、
左が麻辣、右がスタンダードになります。
もっと攻撃的なレッドと澄んだ琥珀色の鴛鴦をイメージしていたので、ちょっと予想外。
その色見からしょっぱそうに見えますが、もともとのスープベースはどちらも同じで、
羊の背骨でダシをとっているからコクがあり、食べやすい濃厚さ。
ここに唐辛子や辣油など辛味の香辛料をプラスしたものが麻辣味になるのです。
また、後から知ったのですが、麻辣は大辛でお願いすることもできたみたい。
辛いものが大好きな飯友さんは気勢がそがれたかも。
私も香り立つ鮮やかなレッドが恋しかったです。
野菜も山盛りでサーブ。
火鍋とは相性の良いキクラゲもきっちり参加していて、肉も野菜もお替り自由状態。
麻辣味ははじめ、マイルドだなあと思っていましたが、煮詰まると徐々に辛味が。
また油の重さを感じてきましたが、スープを足してもらい微調整です。
背骨の周りの肉はほろっとはがれ、骨髄はぷるぷるぶにぶにの魅惑食感。
私達のテーブルは、女子3・男子1で鍋を囲んだのですが、大盤振る舞いで足される
具材にお腹がはちきれそうでした。
水餃子
モチモチ皮の水餃子は黒酢タレで。
椰子汁。濃厚な甘さを期待していたのですが、まず水が先行し、
あとからココナッツミルクが追いかけてくるような感じ。私にはうす甘ったるかった。
〆は麺をリクエスト。もっちりとした歯触りで、うどんのようなコシがあり、
さすがに満腹そして満足。最後まで羊蝎子鍋を楽しみ尽くしました。
今回も幹事さんのご尽力に感謝いたします。
老北京 火鍋料理 蝎子王 (シャシオウ)
東京都新宿区大久保1-9-17 寿ビル B1F
TEL 050-5594-1520
営業時間/17:00~24:30(L.O.24:00)
定休日 無休 -店舗情報「食べログ」より-