惜しまれながら閉店した錦糸町の台湾精進料理「苓々菜館」が「ベジ ハウス 」
(Veggie House)としてリニューアルオープン。
台湾菜食の物足りなさのない清らかな味を求め、某日飯友さんと現地集合。
「苓々菜館」時代には総武線の高架下に店舗を構えていたけれど、
今度は北口より徒歩8分ほど、蔵前橋通り沿いというロケーション。
私には縁の薄いお洒落系自然派志向のカフェっぽい佇まいにドキリ。
先に到着しているはずの飯友さんはもっと浮いてしまっているに違いない!!
1階はビュッフェ台を中心にレイアウトされているので、急ぎ2階に向かうと
テーブル席にボディコンパクト状態で着座しているのを発見し合流。
セルフスタイルのため、水は自分で紙コップに注ぎ、
メニューを広げると、アラカルトで頼める品数は控えめ。
アルコールに関しては、有機ビール、台湾ビール、青島ビール、無添加ワイン、
日本酒というラインナップ。あらま、紹興酒は置かなくなったんだ(汗)。
昼のビュッフェ利用ならまだしも、そもそも酒飲みの自分であります。
並びの席のいかにもなビーガン女子4名様が清らかな菜食(ビュッフェ)を
召し上がっているのに、酒を求め、つまみを頼もうとは言語道断!
アウェイ感ひしひしですが、せっかく来たのだから、是が非でも何か食べて帰りたい。
アルコールは有機ビール@500と日本酒(1合)@500を少し。
料理は相談のうえ決めました。
炒季節青菜(季節野菜)@950
具材は、金針菜、タケノコ、ニンジン、干しシイタケでボリュームは少な目。
干しシイタケ(スライス)の出汁が旨みとして効いた淡い味付けで、ナチュラルな後味。
糖醋魚片(魚風と甘酢)@950
表記は違うけれど、以前の酢溜魚片(魚のレモン風味)ではないかしら?
対面時、芋の揚げ物風のビジュアルに当時の記憶がよみがえりました。
サイドに添えた野菜にはニンジンドレッシングを使い、大豆肉を使った切り身魚は
淡泊なカジキのよう。スライスレモンは挟まれていないけれど、甘酢には梅のような
仄かな甘みがあり優しい味わいです。
麻婆豆腐(マーボー豆腐) @950
大豆ひき肉に舌触り滑らかな豆腐、味付には豆鼓やみそを使っているのだそう。
はんなりとした辛さで、家庭的な温かみを感じます。
餃子(手作りギョウザ)5個 @650
こちらも以前食べて好印象だった餃子。
ですが、サーブ時にセットされたのは、醤油、酢、ラー油のみ。
ベジタリアン黒酢 「素食烏酢」はいずこに?と1階まで、黒酢を求め
聞きに行ったけど、用意はないのだそう。
ちょっと、がっかりで、こうしたことが影響したのか、餃子自体も前のほうが
ふくよかで、ヘルシーですが物足りなさはなかったように思います。
会計は、1人当たり3,000円ほど(千円未満四捨五入)。1階のレジにて支払いました。
細部にわたり、お洒落度アップで、女子受けは手堅そう。
自分にはハードルの高い店になってしまいましたが、次の機会があれば、酒を封印し
ランチで量り売りのビュッフェを利用する!これが正解なのでは、と思いました。
ベジ ハウス (Veggie House)
東京都墨田区太平4-7-10
TEL 03-3625-1245
営業時間/11:30~14:30 15:00~16:30 17:00~21:00(LO.20:30)
定休日 月曜日 -店舗情報「食べログ」より-