純中国伝統料理四川料理 「芊品香」
九段下、目白通りから奥に入った立地。
夜の闇に赤いネオン看板が映え、ガラス越しに中を覗くと、明るく気負わぬ
雰囲気の店内はグループ客を中心にほどよいこみ具合。
利用人数を告げ、指示を受けられたのは奥のテーブル席です。
「芊品香の由来」によると、シェフは中国の方。安くて美味しい中華に期待大です。
お酒は古越龍山(5年)ボトル@2,380を注文。
お通しになるのかしら?青ザーサイと牛スネ肉の冷菜が人数分サーブ。
(レンタロー) 出だしは好調だよ。
芊品香手作りゴマ棒餃子@480
「当店名物」に着目してお願いしましたが、サーブ時には息を呑んでしまった。
皮にゴマがついているのですが、ちょっと焦げすぎでは(汗)。
また棒餃子は両端を閉じていないため、肉汁が放出され、一般にイメージしてしまう
ジューシーさとは異なり、肉餡はやわらか食感。
牛タンとハチノスのスパイシー和え@780
セロリの歯触りや香菜の風味が調和し、味の要の麻辣ソースは模範的な味わい。
この味、四川系の料理を提供し、かつ中国の方の店でよく出合います。
坦々刀削麺@850
最近、担々麵を食べていないためチョイス。香菜は後乗せできるように別皿で。
メニュー写真とは違い、ザク切りのキャベツ(生)がトッピングされているのには驚いた。
ひと口飲むと、ゴマ濃度も控えめでスープ自体のコクが一本調子で心細いところに、
これでは、ますます薄く感じられてしまうではありませんか。
手作りの刀削麺は不揃いな形状でもっちりと力強い歯応え。
やっぱり麻辣刀削麺にしておけば良かったかなあ。
主観によるものですが、スープとのマッチングもしっくりこないし、食べる意欲が激減。
せっかくの料理も持て余す結果に。
会計は、1人当たり2,000円ほど(千円未満四捨五入)。
ネット情報によると、なかなか評判の良いお店なのですが、
本来の力を知り得ることなく、今回は完全にチョイスミスした模様です。
後悔先に立たずですね。 勉強させていただきました。
純中国伝統料理四川料理 芊品香 (センピンシャン)
東京都千代田区飯田橋2-16-4 九段下コート1F
TEL 050-5590-3895
営業時間/11:30~15:00(L.O.)17:15~23:30(L.O.22:45)
定休日 無