香港「華記茶餐廰」 蒲田店。
蒲田西口、駅を背にサンライズアーケードを直進した左手側に立地。
地元民である連れの愛用スーパー「ライフ」さんの前に
茶餐廰が開店準備している、という話を聞いたのは8月のはじめ。
オープニングセレモニーは9月30日だったようですが、残念ながら向かうことが
できないのでその数日前にランチでお邪魔しました。
店内はテーブル席のみでレイアウトされていますが、認知度がまだ高くないためでしょう、
先客の姿はなく、自由に席を選べたため、窓際のテーブル席へ。
テーブルクロス:なし
卓上調味料:あり(醤油、酢、ほか)
その他:メニュー、カトラリーケース(箸、スプーンなど)、爪楊枝、
ティッシュボックス
ランチメニューも用意されていましたが、店員さんに聞くと、一部を除き(揚げ物)
グランドメニューからもOKとのこと。
ランチメニューにハイボールが紹介されているあたり、さすが蒲田だ。
でも結局注文したのは瓶ビール。
青島があるというので頼むとお通しになるのかしら。
ダイコンとニンジンの甘酢漬け、叩きキュウリ、キムチが仕切り皿で提供。
香港雲吞麵(香港エビワンタン麵)@980(税抜)
迷いましたが、せっかく訪問できたので料理はグランドメニューから
好きなものを選びました。
香港雲吞麵は天地返し不要。エビ雲吞、青菜、刻みネギが麺の上に乗って登場です。
渋谷店でもいただきましたが、同店と比べてもまずエビ雲吞が少し違う感じ。
スープもケミカルな味が前面にでて、ゴムゴムっとした麵との調和を含め、
正直なところ、強いインパクトを感じられませんでした。
單品 小鼓油皇炒麵(小醤油焼きそば)@280(税抜)
小サイズの焼きそばは味のお試しに丁度良し。モヤシ、ニラ、タマネギと具材はシンプル。
甘めの醤油味でちょっとオイリーですが、オモチャっぽい感じが愛らしい。
叉燒腸粉(チャーシュー腸粉)@780(税抜)
腸粉は米粉を原料として作った皮の中に、具を巻き込み クレープ状に蒸したもの。
もっちりとろろんとした米粉皮にはチャーシューがザクザク包まれ、ボリュームは
あるのですが、私にはタレが濃すぎるように思いました。
場所柄、酒のつまみとなる料理も豊富で酒肴力を持った茶餐廰。
帰り際には開店祝いの花の件で、お花屋さんが訪ねてきたりと
本格始動に向けての準備も着々のよう。
主観では香港スピリッツが希薄に感じられたのですが、まだスタートしたばかりです。
不慣れなところも含め、地元民としては今後を期待したいと思います。
華記茶餐廳 蒲田店
東京都大田区西蒲田7-60-1