「CINA New Modern Chinese」 (チーナ ニュー モダン チャイニーズ)
恵比寿駅、西口から線路沿いの坂道を目黒方面に進行。徒歩5分ほどのロケーションです。
友人との会食に際し、ランチコースを申し込むことで席を予約していました。
モダンでお洒落な店内はカウンター席とテーブル席でレイアウト。
食べログ情報では席数42席と言う事ですが、イメージより小体な造りに見えました。
リザーブされていたのは窓際の2名仕様のテーブル席。隣との間隔も広いとは言えません。
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
その他:メニュー
着座後:使い捨て紙おしぼり、ジャスミン茶(冷)
料理はすでにお願いしてあるので、乾杯用にビールを頼もうと思っているのですが
スタッフさんになかなか気が付いてもらえず、スタートから少しストレス。
またサービスにムラがあるようで「傘をお預かりいたします」と声かけをする
スタッフさんもいれば、何も言葉をかけてもらえないため、お客様は席の下に
置いたり、椅子に掛けたりとまちまち。
些細なことかもしれませんが、のっけから接客面で不安を覚えてしまいました。
さて、ランチコースは2,800円と3,800円の2種類。
今回はリーズナブルな2,800円のコースですが、苦手・アレルギー食材の再確認
から始まり、料理は基本2名分一緒の皿で供されているので取り分け作業が必要。
〆の麵飯とデザートのみ各人ごとに提供されるスタイルです。
Chinese Tapas 3種
①細切りクラゲとパクチーの和え物
見事なまでの細切りクラゲはパクチーの風味に調和し、シャキシャキこりっと歯触り豊か。
上品なシノワ味という印象です。
②セロリと紅芯大根のCINAサラダ
セロリ、紅芯大根、キュウリ、干し豆腐をライムドレッシングで和えた
清涼感のある飽きの来ないサラダです。
③四川よだれ鶏
麻辣ソースを皿に敷き、鶏肉をのせてから再びソースと、仕上げに粉山椒とクラッシュナッツ。
美しく盛りつけられたその見た目から、四川料理の定番「よだれ鶏」とはスピリッツが
異なると軽んじてしまいましたが、しっとりと柔らかな鶏肉は真空湯煎調理かと思うほど。
本場さながらのよだれ鶏と言うより、ジューシーな肉の質感を味わうもので
マイルドな辛味のソースと共にオリジナリティのある美味しさを楽しめます。
旬素材の春巻き
きつね色に揚がった皮は心地よいパリパリ食感。
餡の具材には山菜を使い、添えられたコクのある辛子酢味噌をつけていただきます。
Chinese Tapas 3種から続くそつのない味わいに、シェフの技量の確かさを
感じ取ることができて、すっかり上機嫌。
美味しい料理は気持ちをハイにさせてくれるものだと実感です。
熟成黒酢の酢豚
黒酢のコクにベリーの酸味が厚みのある甘みとして働き、肉は箸で崩せるほど柔らか。
美味しいソースも余すことなく、しっかり絡めていただきました。
胡麻香る担担麺
〆の麵飯は2択。各自違えてチョイスできるので、私は担担麺を。
肉そぼろ、ネギを中央に、レンゲで探ると下にはナッツも沈んでいました。
スープを飲んでみると、胡麻の風味豊かでクリーミーマイルド。
口当たり優しく、柔らかな味の輪郭をもつ担々麺です。
四川山椒の麻婆豆腐
滑らかな絹ごしタイプの豆腐に、とろみを付けた麻婆あんは、香りと辛さにキレがあり
パンチの効いた四川というより、店の持つイメージに沿った味わいで食べやすく緩やか。
この麵飯チョイス、自身の好みとしては担々麺の方に軍配をあげたいな。
デザート
栗の風味が口いっぱいに広がる渋皮を使ったマロンアイス。トッピングには粉山椒を。
会計は、別注文した生ビールを含め、1人当たり 4,000円ほど(千円未満 四捨五入)。
ネット情報によると経営は株式会社Sangue。
焼肉「うしごろ」さんの新業態として2016年にオープンしたモダンチャイニーズです。
CINA New Modern Chinese (チーナ ニュー モダン チャイニーズ)
東京都渋谷区恵比寿南1-17-17 TimeZoneテラスビル 2F
TEL 050-5592-7609
営業時間/ ランチ【月~金】11:30~15:00(L,O 14:00)
ランチ【土・日・祝】11:30~15:00(L,O 14:30)
ディナー【全日】17:30~24:00(L,O 23:00)
定休日 年中無休 -店舗情報「食べログ」より-