休日のランチに連れと銀座の「てんぷら 阿部」にお邪魔しました。
場所は銀座四丁目の交差点からだと晴海通りを数寄屋橋方面に進行、8階建てのグッチビルを目印に右折。
ほどなく左手に看板が見えてまいります。連れが予約の電話をいれたところ、お昼の予約は天婦羅膳以上でお願いします
とのこと。
エレベーターで地下1階に降りました。 扉が開くとお待ちのお客様が数名。
お店の方に予約の旨を伝えると、お待ちのお客様方には申し訳ないのですが
先にカウンター席へ案内していただけました。
店内は鰻の寝床のように細長く、エレベーターに近い場所に4人掛けのテーブル席が
一つ、L字型カウンターは12席といった小ぢんまりとした造りになっていました。予約の際にお願いしていたのは天婦羅膳@2800×2
表の看板にも記されておりましたが、こちらは「なだ万」で30年培った職人の味を
堪能できるとか。激烈楽しみなのであります。
まずは1杯。サッポロ黒ラベル(中瓶)@650
その間に着々と天つゆ、大根おろし、レモンが運ばれてまいりました。
塩は卓上から。 左側のほんのりピンク色のものは桜塩。(ノブロー)ピンク色の塩ってオラはじめてだでドキドキだ。
天婦羅膳の内容は
才巻海老二本・魚二品・海老かき揚げ一枚・野菜四品
ご飯(天婦羅茶漬又は天丼)・味噌汁・香の物・デザートとなっています。
才巻海老
軽く綺麗に揚がっています。
天つゆか塩はお好みですが、私はレモン塩が好み。
ベビーコーン
一瞬、見た目的にイカかな?と思ってぱくっと!するとプチプチ、シャキシャキの
歯ざわり、なかなか美味しゅうございます。
わかさぎ
職人さん、ご推奨は塩とレモン。
ワインは同店で一番お値ごろな「ルバイヤート 甲州 シュールリー」@3500を
お願いしたのですが、切らしてしまったということで、お店の方のご提案により
ソアーヴェ・クラシコ・ヴィカリオ.@3500 をいただきました。
すっきりとした酸味にブドウをかんじさせるようなフレッシュで爽快な味わい。
アスパラズワイガニ
うんまぁ~い!
(ノブロー)どれ、オラもごっちゃんになるだ。
これがカニ脚っつーことは本体はもっとでけえだな。 おっそろしいだ。
まいたけ
天つゆでいただきましたが、鰹の出汁がきいています。
かぼちゃ
ここまでで天婦羅膳、残すところあとは海老かき揚だけ。
私たちの食事のペースを見計らいながらタイミングよくご店主がお声をかけて
くださったのでちょっと追加注文しました。穴子×2
ふっくら柔らかなだけでなく、しっかりとした食感も楽しめて品も良い。
天つゆもレモン塩もお好みですが、合う、合う!
ししゃも×2
この日は北海道のししゃもがあると言うことで注文。
子は入っていたら当たりだよっと職人さんのお言葉。
やったー!!子持ちです。
頭からがぶりといきますが身だってぷりぷりです。
さて、天婦羅膳の〆ですが、白ご飯にかき揚げだけでなく
天婦羅茶漬又は天丼にしていただくという選択肢もとれるのです。
そしたら、やっぱり試してみたいですよ。
「なだ万」で培った職人の天婦羅茶漬と天丼を!2人でやってきて正解。
天丼
あらー、上品というかご飯の量が少ない!!
しかし、丼もののつゆもくどさがなくてなかなか良好。
こちらには味噌汁と香の物(しば漬け、たくわん)。
この日の味噌汁はあおさと豆腐。出汁がしっかりとれているのでめっちゃ美味い。
天婦羅茶漬
うーー!さらにご飯の量が少ないように思えてしまう。
こちらにはわさびと香の物(同上)。
(ノブロー)珍しいもんあるだな。酒の〆にさらさらーってやつだべ?(ノブロー)この茶漬も出汁がきいててウマいだ。天婦羅入ってても
ちーともしつこくねえ。みなに食べてもらいたいだよ。
デザート
まぁ、小ぶりな揚げたい焼です。 なんだかほっとさせてくれます。
甘さ控えめで油っこくなく、軽い口あたりも嬉しい。
(ノブロー)ほら、見てみるだ。あんこ入りだで。
デザート前にはお茶をさしかえてくれるし、ちゃーんとわかっているだ。
太白胡麻油をご使用になっているそうで全体を通して、とてもあっさりと
いただける天婦羅。
カウンター席にはご店主の顔を見に立ち寄られる常連さんも多く、これも
美味しい天婦羅とご店主のお人柄によるものかな。
またランチ時、ランチかき揚丼と大海老天丼でのお席の予約は不可ですが
混雑時多少お待ちになってもこれら丼物を召し上がりたいというお客様も
多数来店。これら丼物のボリュームには私も目を奪われてしまいました。
天婦羅膳の天丼とは量が違うのです。実に食べ応えがありそうでした。
(食べログ情報によると
※大好評の昼の「かき揚丼」は期間限定となっております。詳細はお問い合わせ下さい。とのこと。)
接客も目配りがきいており、かつ温かい雰囲気で好印象。
ただ一つ個人的に気になる点があるとしたら、カウンター席の後ろは
すぐ壁でひと一人通るのが精一杯。
化粧室は入り口近くにあるので混雑時待ちのお客様の中をわって入って
いかねばならないことでしょうか。
なお、「てんぷら阿部」の入っているスバルビルの1階はリーズナブルに
鰻がいただける「新橋 登亭 銀座店」があります。お会計は、2人で、上記お料理とお酒のほか
・・・すみません控え忘れましたが、合計12300円なり~。天ぷら満足度数は、★★★★ 積極的に好きです。
てんぷら阿部
〒104-0061 東京都中央区銀座4-3-7 スバルビルB1
TEL 03-6228-6077
営業時間/ 月~金 11:30~14:00(L.O) 17:00~21:00(L.O)
土・日・祝 11:30~15:00(L.O) 17:00~21:00(L.O)