その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ひたむきな愛…

2015-08-09 20:50:53 | 暮らし

ピンクのグラジオラスの花言葉は…

我が在所の町議会議員選挙戦がようやく終わりました。後は町民の審判を待つのみであります。連日の猛暑日で各候補者の街宣も大変だったことでしょうが、熱風とともに流れる名前の連呼にはウンザリしてしまうのであります。小さな町の議会では政策論争と言うものを期待しても仕様がない。「仕事をさせて下さい!○×をよろしくお願いします!」名前の連呼よりは、ミニ集会でも開催しながらドブ板選挙戦術に徹した方が町民の意見の集約や票固めも出来るというものだが、集会に人を呼べるほど動員力もないのが実情でしょうか^^;
9月には県都山形市の市長選挙…争点のひとつが「サッカーJ1スタジアム」の建設。我がモンテディオ山形のホームスタジアムは「NDソフトスタジアム」…山形県所有のスタジアムであり、20,000人規模の収容力があるものの、人工芝の練習場や観客席の屋根など、J1基準を満たしていないらしい…平均観客動員力は10,000人に満たないというのに^^;
2020年東京オリンピックの国立競技場を含めて、議員のみなさんは本当に施設建設意欲旺盛で結構なことであります。(他人のお金「税金」で建設するのだから、自分の懐が傷まないので打ち上げ花火は大きいほどよろしいということでしょうか。)


田んぼの畦道を捕虫網ですくってみました。

スタジアムの収容力が拡大すれば集客力が増すとでも思っていらっしゃるのでしょうか?第一、山形駅西の狭い用地にスタジアムを建設し、週末のゲーム開催の度に市内は渋滞に巻き込まれる。都市計画や人の流れというものを考慮していない打ち上げ花火でしかないのに、それを市長選挙の争点だとするマスコミにも、可笑しさをを超えて憐れみを感じてしまう。
良いとこ取りで、スタジアムを誘致するなら、春先の開幕戦でグランドの雪かきや後片付けのボランティアを引き受けているサポーターや天童市民に失礼だよ^^;
カメムシの防除適期を判断するため、田んぼの畦道で捕虫網を振り回しております。網の中には寝起きをたたき起こされた小さなヒラタアブの類が2匹…カメムシの動員力は少ないほどよろしい。この小さな昆虫たちにすれば、『夢屋国王』の耕す狭い田んぼも巨大な命のスタジアムであります。彼らは維持費(税金)を調達してくれませんけど^^;
ピンクのグラジオラスの花言葉は「ひたむきな愛」…「密会」「勝利」なんかもありますけど…スタジアム建設よりJ1残留の方が重要なんですけど。

コメント (2)
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