朝咲き 夕は消ぬる 月草の 消ぬべき恋も 吾はするかも
夕方には萎んでしまう「ツユクサ」の儚さと報われない恋…私の場合は「変な恋心」でありますけれど^^;
10年来、同じ職場で働いた同僚の父親が亡くなりました。約40年ベッドから離れられない療養生活ではあったけれども、家族の支えとしての大きな役割にひと区切りを付けられたようであります。また、約1年半クライアントとして相談を続けてきた方も突然亡くなられました。つい10日程前に相談事に耳を傾けたばかりだと言うのに…。彼もまた良く働き、福島原発事故の見えない風評被害に沈んだ方でもあります。その長短は別にして、過ぎてしまえば人生は「ツユクサ」の花のごとく儚いものであります。しかし、ツユクサの植物体自体は、茎にある節から根を出し繁茂する、精力旺盛な草でもあります。生き抜いた姿勢は、家族が生きている限り、その心の中に生き続けると思う『夢屋国王』でもあります。
タネツケバナの花蕾を這う『一丁前太郎君』です^^;
体長5mmほどのマイマイ(でんでん虫)であります。彼♂(いや彼女♀)…雌雄両方の生殖器を持つから、彼♂と呼ぶべきか彼女♀と呼ぶべきか悩むところでありますが、命名『一丁前太郎君』ですから、今のところ彼♂と呼ぶことにしましょう。(現実に、♂の生殖器の方が先に成熟するらしいので^^;)朝露に濡れたタネツケバナに着いた藻類を舐めているのでしょうか?歩みは鈍いのでありますけれど、乾燥すると貝殻の入口に粘液で薄い膜を張って乾燥(悪条件)をやり過ごします。陸上に住む腹足類なので、肺呼吸が出来るんです。
暑い日中はビールを飲んでやり過ごし、日が暮れ始めた頃に起き出して、ネギと里芋に耕運機で土寄せ作業。夏草が繁茂した畑の草を刈り、トラクターで耕耘し久し振りに土が顔を見せると、また秋野菜作りの意欲が湧くというものでありますよ^^;
「ツユクサ」の花言葉は、「恋いの心変わり」「わずかな楽しみ」なんですと…お祭りの賄いに夏野菜を提供しましたが、本日、心ばかりの謝礼を素直に頂戴しました。秋野菜の種代程でありますが、「心変わり」しない内に遣わせていただくことにします。