ナツメ(棗、夏芽)の果実なんですけれど…
『夢屋農園』にある木の中で、最も遅く芽吹くナツメの木…それもそのはず、初夏に芽吹くことから「夏芽」がその由来であるとか。農園の開拓を始めた6年前、「あれ、この木枯ちゃったかなぁ?」と思ったくらい芽吹くのが遅い。「なんなん なつめのはなのした♪ お人形あそびしてるのは かわいい みよちゃんじゃないでしょうか♪」などと、ナツメの花を見る機会も無いままに、気付けば毎年実がなっていることに、丁度今頃気付くのであります。果実には、解毒、鎮痛、利尿、咳止めの薬効があるとか…「この実、何とか利用出来んかねぇ?」と思いつつ、乾燥させても「煎じる」という工程まで出来ないでおります。まぁ、鎮痛、利尿を含め、今のところ薬を必要としない肉体に感謝しつつ、二日酔いという「おバカに効く薬」にならないかと考える国王であります^^;
本日の「脳みそ」は、お酒で完全に抜けている…
コロコロと鳴くコオロギの声が物悲しさを伝える季節になりました。日中の暑さも一段落し、夕刻は肌寒ささえ感じる頃、イネは入熟期から登熟期へと移行していきます。あと1ヶ月と言ったところなのですが、暑くて畑仕事なんかしてらんねぇ~と言い訳していたのに、今度は寒くてかなしい(我が在所では、怠け者のことを『かなしがり』と言います^^;)のであります。仕事をサボる言い訳は色々とある訳で、如何にオッカーに言い訳するか?
明日は出稼ぎ先の『関師匠』と約束していた野釣りであります。正直者の『夢屋国王』は、オッカーに「明日は釣り休みです。」と伝えましたが、『関師匠』は美人妻『ゆかちゃん』にバレないように、いつもの出勤時間に家を出て、国王を迎えに来てくれるとか…どんなに上手に誤魔化しても女の勘が鋭いことを彼はまだ分かっていらっしゃらない。バレます絶対!
万能薬「ナツメ」の花言葉は「健康の果実」、そして「あなたの存在は私の悩みを軽くします。」なんだそうでありますが、「あなたの存在は、私の悩みそのもの」…オヤジたちの格闘は続くのであります^^;