その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

清らかな祈り

2015-08-10 14:29:38 | 暮らし

ガガイモの花だと思うのですが…

丁度30年前、『夢屋国王』も夏の長崎を訪れました。当時は盛んだった青年団で原水爆禁止世界大会に参加するためのカンパを集めたものの、結局、地元からは誰も参加しないことが分かり、「だったらオラが行く!」と言い出したのがキッカケであります。「原水禁」「原水協」と分裂して開催されていた世界大会や集会にノンセクトで参加する…結局のところ、出稼ぎ先の組合や地元平和センターからもお餞別を頂きましたけど^^;
深夜の夜行(急行列車)と新幹線、特急を乗り継いで16時間…長崎ちゃんぽんを食べて、何処かの研修所(公民館?)に雑魚寝して、集会に参加し、北村西望作の「平和祈念像」を見た記憶しか無いのでありますが…革新系政党の主張の違い、党勢拡大のために利用されている「平和」という理念しか感じられなかったのだけれど…。


お昼に「冷やし中華」の麺を分けてもらいました^^;

実に平和な一家であります。オヤジは朝から「アメリカシロヒトリ」の防除作業に駆り出され、大汗をかきながら帰宅。その足で渇水状態の田んぼに水を向け、何とかひび割れそうな田んぼに水を入れられそうな気配…世が世なれば「水争い」が起きそうな状態であります。


長女『有季菜先生』に悪戯されてもガマン…飯のため

午後は日陰で久し振りに薪づくり。電動カッターを購入したので、早いこと早いこと^^; やっぱり道具ですわ…人力でやってたら苦役でしかない。それでも材料は、まだ大量に残っていますけれど。缶ビールを片手にのんびりと…冬まで準備すれば良いことですから。
穂揃期を迎えた田んぼには、大量のスズメがやって来ました。同じ米、同じ穂にしか見えないのに、何故かスズメは「モチ米」の田んぼに舞い降りる。『夢屋水田』にヒメノモチを初めて植えた年は、半分と言えばオーバーですが、4分の1はスズメに食べられてしまいました。キラキラのカラーテープをしても、稲杭を寒冷紗で覆っても効果なし…彼らも命掛かってますから必死です^^;
さて、70年を迎えた「ヒロシマ・ナガサキ」祈っていただけでは平和は維持できない。しかし、力の無い『オジSUN』に何が出来るのでしょうか?
ガガイモの花言葉は「清らかな祈り」であります。…平和を願う気持ちは、思想信条を越えられないのだろうか?

コメント (4)
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