その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ハイリホ~大きくなれよ

2020-10-20 07:31:49 | 転職

「イチビ」は繊維植物だった?

蒴果(さくか)が黒く変色するこちらの「イチビ」は栽培用ではなく、後年に飼料作物などとともに侵入した雑草であり、遺伝的にも別系統であるとの説もあるらしい。小規模面積の経営なので、大きくなる前に削り取られてしまいますけれど、刈り残された道端の「イチビ」が種子を着けておりますよ。
最低気温が10℃を下回るようになり、さすがに無加温のハウスでのキュウリ栽培も厳しくなってきました。「何とか10月一杯、キュウリを死守せよ!」と長男『ポン太郎君』に命じたところで、さすがに温度までは変えられませんからねぇ^^;
たとえ加温したとしても、単価と燃料費が合わないことなど承知しているので、「まぁギリギリまで頑張れや。」とトーンダウンせざるを得ません。さて、11月からはどうするか…ハクサイ、キャベツ、山形青菜が少々収穫できる。「おやじぃ」は地元水田管理組合の経理のアルバイトで何とかしのげるのだけれども、『ポン太郎君』のお仕事を考えてやらねばなるまい。いっそのこと経理の勉強も兼ねて、得意の丸投げで『ポン太郎君』に仕事を譲るのも一案ではあります^^;


焦りは禁物!まだまだ太る(笑)

「山形青菜」も間引きを繰り返し、大きく成長してきました。ここで一気に「窒素系肥料」を多用して一段と大きく…そこまではやらない。あと2週間ほどでさらに大きくなるはずであり、間引き菜も順調に売れております。(我が在所では、刻んで「おみ漬け」として利用されるお年寄りも多いのであります。)
「豚は太らせて食え」とのユダヤの教訓の通り、我が家では「菜っ葉も太らせてから食う(売る)」のでありますよ。そして考える…いつもこの時期考える。翌年の栽培計画…今年は休耕地を無償でお借りして、規模拡大を図りました。まだまだ、畑の休耕地は周囲にあるし、今さら効率の悪い畑作を再開しようなどというお年寄りはいないから、畑の規模拡大は容易であります…労力的に可能かという問題は別にしてね^^; 『夢屋農園』での未利用地は年々減少し、ほぼ作物で埋め尽くされた感がありますけれど、手慰みに友人『ノロ社長』が植えた「桃」の木(雪害で主幹が折れ、台木しか残っていないので花を楽しむだけですが^^;)を倒して、露地キュウリをもうひと区画増やす。「第2ハウス」を完成させて、抑制きゅうりを増やす。これだけでも黒字化への経営改善につながると皮算用をしております。しかし、このままでは限界がある。専従者給与(ポン太郎君の人件費)を支払うことが出来ても、肝心の事業主の手元にはほとんどお金が残らないのでありまして、そろそろ次のステージに入る必要があると考えております。
昔、〇大食品の「ハイリハイリフレハイリホー♪大きくなれよ!」という巨人と子どものCМがありましたけれど、大きくなるばかりが経営改善ではない…そろそろ収益性の高い加工分野も視野に入れないとなぁなんて考える。あとは言いっ放しの『巨人』ではなくて、責任ある『おやじぃ』のアイディア次第ではありますけれど…頭が固くなり始めてますからねぇ(笑)

コメント
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