その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

4月1日…経験を積んで

2024-04-02 06:36:01 | 巡礼

ちょっとしたコツさえつかめば…

『おやじぃ』が思いも付かなかった1月末のホウレンソウ播種…加温もしていないから、2ヶ月してようやく収穫できる大きさにまでなりました。「これはイケるかも?」と『欲張り爺さん』は、3月の初めに1回目の種まきをさせてみた。結果は、発芽のタイミングがバラバラで、成長に差があり過ぎる。そして、発芽しない場所が所々に…。①寒の戻りがあった。②粘土質の覆土が厚すぎた。③結果、水やりが行き渡っていないetc.と、『おやじぃ』は、思いつく部分を洗い出し、2週間後に要領を説明して2回目の種まきをさせてみた…「どやっ!」2回目は上手くホウレンソウの芽が出揃っております。(部分的に欠株はあるけれど^^;)そして、3回目は『おやじぃ』が「培養土」を覆土に混ぜながら、上から手で軽く転圧してみた…。(さて、結果はどうなるか?)
『小さな引出し』から、失敗と成功の『経験』を取り出して、説明し、成果を見せて、長男『ポン太郎くん』の『引出し』の数を増やしていく…これで、生き残れるかどうかは分からないし、今年は、たまたま小雪の年で上手くいっただけであって、来年の同じ時期に種まきをしたからと言って、今年と同じ『成果』が上がる保証はございません。それでも、彼のひとつの『経験』になったことは違いないし、『欲張り爺さん』にとっては、冬越し野菜のひとつのアイディアが生まれております。人生、つまづきや失敗はあるものですが、4月1日は、世の中アチコチで入社式…初めから、大きな仕事を任せてもらえる訳もない。それは、新人さんの過信であって、「自信」ではないはず…ひとつ一つ、経験を積みながら、世のため、人のため、そして家族のためになる人になっていただきたいものである^^;


「幸福な家庭」が花言葉ですが…

さて、『おやじぃ』はと言うと、どうもイチゴ栽培が下手くそのようである。「放って置いても増えるでしょう?」とスナックの『亡)セッちゃん』が言ってましたけれどねぇ…『売り(商品)』につながる栽培をしたい訳ですよ…。培養土袋を使って準水耕栽培を試みたり、棚を作ってみたりと工夫を凝らしてきたつもりですが、どうも年間を通して『世話』をすることが苦手なようである。(というか、色々と試し過ぎて、途中で手が回らなくなってしまうんだなぁ^^;)そして、こうして「紅ほっぺ」が放置されて残っている。今年は何とか…また、『無駄な』挑戦が始まるようでありますが^^;
はてさて、「幸福な家庭」「先見の明」が花言葉とされるイチゴでありますが、このペースで行くと『おやじぃ』が『幸福な家庭』を築き上げる頃には、寿命の方が尽きているかも知れない。それでも良いんです…日々、何がしかの小さな『発見』をし、胸がワクワクするから楽しいんじゃないかぁ。もうそろそろ、世のため、人のためと言ったところで、大きな貢献もできませんのでねぇ、少しは自分のために『遊んで』みるつもりであります。これが、今年4月1日の『おやじぃ』の決意…新入社員の方々は、働け働け!そして、遊べ遊べ!これが『夢屋農園』農場長の年度当初の訓示であるけれど、先ほどまで膝の上に居た、用心棒『シロ♀』さえ、逃げ出してしまいましたけど…誰か農場長の訓示(エープリルフール)を聞いてくれませんかねぇ(笑)

コメント
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