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かつて麻生元総理は選挙第一声でそう呼びかけたとか…
高祖父が大久保利通、祖父が吉田茂となれば、選挙演説に集まる聴衆は皆、彼には「下々の者」としか見えないに違いない^^; 選挙の時だけ「助けてください。」とか「仕事をさせてください。」などと土下座までする候補者からすれば、むしろ気分がよろしい。(仕事をさせて欲しいなら、ハローワークで探しなさい…なんてなぁ^^;)
今朝は、「下々の者」ではなく『霜々のモノ』をご覧いただくこととする。「オナモミ」の実と並んで『ひっつき虫』と言われる「アメリカセンダングサ」も白い衣装を纏い、角(棘)を隠し、「タンポポ」の白髪頭も一層白さが増したようであります。野に咲く『霜々のモノ』は…『霜華(そうか)』と言われるらしい。さらには、『霜華』は比ゆ的に白髪を指すらしいから、さもありなん^^;
『おやじぃ』たちは、子どもの頃、『ひっつき虫』などとは呼ばず『バカ』と言っていた…「わ~い、わ~い、『馬鹿』が『バカ』つけてるぅ~!」なんて囃し立てたものである。「人を『馬鹿』などと言う人が『馬鹿』なんです。」とガッコの先生は言ってくれたが、『バカ』をつけた『馬鹿』も、人を『馬鹿』呼ばわりした『馬鹿』も、『おバカ』のまま成長してしまったようである(笑)
根深い「ヨモギ」も白く縁取りされて…
さて、何故か削っても抜いても出てくる「ヨモギ」の根は深い^^; 憎き「ヨモギ」も『白装束』を纏って懺悔しているようではあるけれど、また、春には懲りずに『悪さ』を続けるに違いない。それは『木質化』した「根(地盤、看板、鞄)」の三種の神器を親から引き継いでいるからであり、少々叩いたとしても、何食わぬ顔で出てくるから『自浄作用』を求めたとしても、自分たちに都合の良い「法律」を作ってしまうから手に負えないのである。それでも『下々の者』は期待してしまうから、これまた哀れではある(笑)
霜の塊が溜まっても…
はてさて、露地のトマトやピーマン、パプリカは、降霜で葉が萎れてしまいました。一方、キャベツは、こうして霜に晒されても、雪の下に埋もれても「春」をジッと待つようであります。貯蔵デンプンを糖化して、植物体の『モル凝固点降下』を少しずつ獲得していくらしい。これを『低温順化』というらしく、厳しい環境を生き抜くためには『自助努力』が必要なようである。
我が人生も「晩秋」から「初冬」の時期を迎え、植物に見習うべきは見習う『とき』が来ているようである。歳を重ねても、厳しい環境になっても、白い装いを身に纏って、『美しく老いる』ことは可能なようである。『汚い』ものばかり見ていると、心も穢れてしまいそうだから、敢えて『美しいモノ』に目を向けることにしよう…これで少しは『汚いジジィ』も幾分か『美しいジジィ』になれるだろうか?まぁ、『汚いジジィ』ももう暫くすれば、白い雪(土)が覆って隠してくれるわさ(笑)
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