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気付けば1m超の屋根の雪が…
屋根全体が1m超の雪で覆われている訳ではありません。入り組んだ屋根の構造部分、風の吹き方(隣家の影響など)によって、どうしても吹き溜まりの出来る場所がある。我が家の屋根の場合は、平均で60㎝~80㎝といったところでありましょう。「ハウス周りの排雪作業もあるから、吹き溜まりの部分を中心に屋根の雪下ろしをしよう。」そう固く心に誓っても、屋根に上ると積もった雪が気になってしまい余計に時間を使ってしまうのが常であります。人によっては、2度、3度と雪下ろしをしたくないから、きれいに雪をさらう方もいらっしゃいますが、ガルバリューム鋼板の屋根を露出させてしまうと滑るし、スコップやスノーダンプを屋根に突き立てては、屋根に傷(錆の原因)をつけてしまうことにもなるから、『おやじぃ』はお勧めしない。仕事を中途半端に終わらせてしまったようにも見えるけれど、これが『おやじぃ』にとっては正解だし、天気が回復し、気温が緩んだ昼時に作業をするのは危険である。辛いけれど、朝の寒気が残っている内に済ませるべきだと思っておりますけれどねぇ…第一、1m超の雪で今まで耐えてきたのだから、半分も落とせば十分耐えるはずである。(これは『かなしがり(怠け者)』の理屈である^^;)
腹が減っては戦が出来ぬ^^;
さて、まずは朝ご飯をしっかり食べて戦闘開始!お隣のジィさんは、今日も元気に(二日前に低血糖で意識を失ったのだが^^;)雪かきをしているから、「この辺に雪を集めておいて。オラの屋根の雪下ろしをしてから機械で飛ばすから…。」と声掛けしたら、「俺も屋根の雪が気になって、上りたいのよ。」だって…よそ様のオヤジに意見をするのは憚られるのだけれど「絶対上るな!滑って落ちても自業自得だけれど、笑われるのはアンダの息子である。良い年した息子が居るのに80過ぎの親父を屋根に上らせたってなぁ…。」と釘を刺したら、「息子にも絶対上るなと言われた。」だって^^; 気になるのは分かるけれど、この前、ジィさんが屋根に上っていたことを『おやじぃ』は知っているから、下から見る限りはまだまだ大丈夫なのである。
次に、独居老人の台所の屋根に大きく垂れさがった雪を『砂はき(柄の長い木、今では金属のヘラ)』で、つついて落して応急処置。これまた、今まで持っていたのだから、応急処置としては十分との判断である。次いで、屋根から落ちた雪と屋根の雪がくっついている場所を切り離し、溜まった雪を落としてあげて…。(屋根の雪が凍みて、溶けて縮むと屋根材が下に引っ張られてしまうのである。)まぁ、これで、それぞれの応急処置は完了^^;
さて、お決まりの晩酌で反省会^^;
「一日二杯の酒を飲み~♪ あれこれ仕事もあるくせにぃ~♪ 自分のことは後にするぅ~♪」何故か缶ビールひと缶が中々終わらない。(連日の除雪作業で疲れているんだわなぁ。)そして、何故か「故)河島英五さん」の「時代おくれ」の歌詞が口に出てしまうのでありますよ。長男『ポン太郎くん』に休憩を取りながらひと言…「何で、一文にもならない仕事をしてるんだろうねぇ…これじゃ~貧乏から抜け出せない訳だわ。でもなぁ、他人に意地悪するより良いじゃない。情けは、そのうちに巡り巡って自分に返ってくるわさ^^;」なんて、生活の窮状をもらす『おやじぃ』でありますよ。
はてさて、そして思うんだなぁ…独居老人宅には、民生児童員とは別に、月に1度ほど「老人相談員」なる役職が、2分程度安否確認を行っているようである。日常、話し相手も居ない老人からすれば、それはそれでありがたいのかも知れない。しかし、相談だけでは屋根の雪は落ちないのよ。なんてね。財政難の折、役所は「ボランティア」という善意を前面に期待する。けれど、「屋根の雪下ろし作業」は危険が伴うから「ボランティア」の範疇には無いのよ…つまり、業者さん頼みになる。敷地が広ければ落しただけで済みますが、街場なら落した雪を排雪するという費用が掛かり増しするのよ…年金暮らしでその費用が賄えますかねぇ?(確かに助成制度はある。)『空相談』よりは『即実践部隊』の編成を…どこの家にも『おやじぃ』のような「時代おくれ」の男が居るとは限らないのであるから(笑)
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