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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

月と金星の真夜中の美しい2ショット !

2020-08-16 10:40:56 | 惑星・天体ニュース

  昨夜はもう月の出が1:27。さすがの私も早寝しました。ですが、またもや、お月様に起こされましたっ!時刻はと見ると、4時前。

  今、月は未明に細い月が出て、昼にもまだ空にい続けているのですが、太陽に近いし 細くて見られない時期。だから、まさに日の出前の4時、これはお月見ができる最適の時間なのです。

  今は北寄りから上ってくるので、ベランダから簡単に見るというわけにはいきません。ちょっと着替えて、外に出てみました。すると、予想外の光景に息を呑みました。月が金星と睦まじく並んでこんな光景を見せてくれていたのです。

                

       そうか、しばらく月が上った時間に夜中お月見したので、未明に姿をみせる金星のことをしばらく見ないでいたのか。だから、金星と月の距離はいつの間にかこんなに近くになっていたのに気づき損なっていたんだぁ~!と思い当たりました。思い返せば、前回金星を月と撮影したのは、8月12日(ココから)。もう4日も前でした。その時は月は金星をぐっと見下ろすような金星の右上高くにいたんですよ。ちょっと復習に写真を出してみましょう。

              

       分かりますか? 左のでは街灯です(笑)、右上の高い所にいるのが月、左の街灯の下の木から右に目をやると点のように見えるのが金星です。写真では弱い光に見えますが、肉眼でも明るくすぐ金星「明けの明星」と分かりました。

       この月と金星が、空の中でどの位仲良く接近していたか、最初の写真ではわからないので、カメラをぐっと引いてお見せしますね。

           

        これでも、まだズームして撮っているのですが、広い夜空に2人だけが急接近してみつめあっている感じでした。まるで、恋人のようでしたよ。8月1日の今月の惑星を紹介した時に、「8月16日には細い未明の三日月をみつけると、(金星は)すぐ横に見つかるはずです。16日ですよ! 未明の月をみるためにも、16日、17日は4時起きして、私も金星と月と見てみようかと思っています」と書いていたのに、自分ではうっかり忘れていました。

        お月様が、「皆に紹介しておいて、自分は忘れていたの?」と笑っていました。「起こしてくれてありがとう! お月様。仲よさそうな2人に元気をもらえたわ。でも、夕方だったら皆に見てもらえたのに、それが残念。今の時間だと、みんなに『金星とお月様が、きれいよ~!』ってお知らせもできない」

        静かな夜更けに、この金星とお月様を見上げてくれた方、いましたか?予告をみて、カレンダーに印をつけてみてくださった方がいたら幸せです。でも、どこかで、一緒にこの月と金星の姿を見上げている人はいたと思います。だって、夜中に起き出して見る価値のある素敵な光景でしたから。

        お月様だけ撮るのもわすれませんでしたよ。

             

        のぼって間もないので、私の大好きな優しい黄身色をしたお月様でした。地球照も見えていますね。月からはきっと「満地球」に近い地球が見えていたのでしょう。その地球の光が、太陽の光があたらない月の影の部分を照らし出したのが「地球照」ですよ。きれいですね。

        三日月は欠けていると言ってしまいますが、決して<欠けている>のではなく、太陽が一部しか照らしていないだけなのが分かりますね。  

        朝にこんな素敵な出会いができた1日。勿論それからまた2度寝して、朝はゆっくり。と言うわけで、これから忙しく働かないといけませんが、それでも気持ちのいい1日になりそうです。今年は11連休の夏休み、明日からは、また元気に仕事がはじめられそうです。

 

   

コメント (3)
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