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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

久しぶりの虹、そして いつもの月と惑星

2020-08-27 19:46:09 | 惑星・天体ニュース

    今日は、午前中はちょっと用事ででかけて、昼前に帰宅したのですが、天気がよかったのが急にポツポツ雨が降り出したと思ったら、みるみる雨粒が大きくなり、ザーザー降りになり、車から家に入るまでにも結構びっしょりになるほどの雨になり驚かされました。

    でも、その後また嘘のように晴れて・・・。

    昼食を早めに食べて、今日は午後にもちょっとお出かけ。雨とは全く無縁に過ごして、ただ月がもう出る時間になっても、見上げた空にはずっと白い入道雲がいっぱいで、最寄り駅につくまで、月がどこにいるか、まったくわからない状態でした。

    でも、駐輪場で自転車を出しながら東の空を見上げると、・・・・・

     

       「お月様、こんにちは。お迎え有り難う。いつのまにか、雲から抜け出してくれていたのね」

       「今日は、いろいろな雲と一緒だよ。面白い形した雲がいるでしょ」

       「そうそう、午前中も雨なんか降らないような快晴だったのに、急に黒い雲になって、凄く雨が降ったのよね」

       そんなことを、お月様と話ながら帰ってきながら、(こういう時って、虹なんかが見えやすいのかな?虹に会えたらうれしいなぁ~)と思い、東の空を見ながら、自転車をこいでいたら・・・

       「!?」「まさかの、虹が!!!」

           

     思わず、うれしくて叫び声をあげたくなっちゃいました。虹に会えたのは久しぶりです。

     何をしたかって、勿論、カメラを取り出して、消えない内にと写真を撮ったのですが、最初に見たところは邪魔者がいっぱい。とりあえず、数枚写真に記録できたので、よく見える公園に向かって大急ぎで、自転車を走らせました。

     でも、ちょうど、小学生の下校時間だったので、こども達とすれ違いました。急いではいたのですが、久しぶりの虹を独り占めするのももったいないので、

     「ねえねえ、あそこに虹がでているよ!気づいてる?」って指さして教えると、「えっ、ホントですか~。わ~っ、ホントだ」「どこ?」と大騒ぎ。

     私の背中に「有り難うございましたぁ~」という礼儀正しい子どもの声が響きました。それを背に受けながら、公園に辿り着きました。

     公園からは、邪魔者も少なく、虹が上の写真のように、空に広がってきれいに見えました。大きな空をバックに撮ることができ、まずまず満足。太陽が沈んで低くなっているせいなのか、これまで見てきた虹より、随分となだらかなアーチに思えました。そういえば、前に友人がまっすぐな虹の写真を送ってくれたことがありましたが、虹のアーチの急かなだらかかは、何で決まるのでしょうね?

     さて、写真をとりあえず撮れたので帰宅して、近くの友人にも声をかけて、最後、虹が雲と一緒に北の方へ移動していき薄くなるのを見送りました。でも、(これで終わりかなっ?)と思うと、またそれを追いかけて来た雲が雨を降らしだしたのか、虹がまた薄く見え始め・・・そして、また雲の流れと共に消えて行きました。不思議な体験でした。2重に虹が架かることがあると聞きますが、あれは、手前と奥で違う雲から雨が降ってできるのでしょうか?

     虹もすっかり消えてしまったので、家に入って、スマホでも撮っておいた写真を孫に送ってみました。そして、自分も知らないで、分からないことも抱えながら、Lineで孫に分かりそうな問題を作って出してみました。

     問1 写真に何が写っているか? これは、簡単すぎました。

     問2 虹が見えるとき、太陽は虹を見ている人のどこにあるかな?

        1.虹の上 2.見ている人の後ろ 3.太陽は、虹と関係ない

     問3.虹の下にいる人にはどんなことが起こっているかな?

        1.晴れていて、ま上に虹が見える 2.虹の1番下の紫色に包まれている 3.雨が降っている

     問2の正解は2で、孫も当たりました。でも、問3はちょっと難しかったようでした。

 実は、問3を作りながら、以前、このブログに虹に関して、2つの記事を書いたのを思い出しました。

 ひとつは、私の大好きな詩人吉野弘さんの「虹の足」の詩について(2011年11月4日のブログ、ココから)。もうひとつは、今森光彦さんの「里山のことば」にでていた虹の下をくぐった体験談の話(2009年12月5日のブログ、ココから)です。どうぞ、覗いてみてくださると、問3の正解がわかります。

 そして、今日 孫のために、もっとこども達にも分かりやすい体験談はないものかなぁと探してみつけたのが、ココから見られる実際の体験談です。しかも、最初に書いた2重の虹が、画像に見えていました。

     今日は虹に橋を架けてもらえて、いつもらなら話しかけないだろう小学生たちと話してお礼を言ってもらったり、近所の友達と一緒に眺めたり、離れてしばらく会っていない孫たちと面白いやりとりができたり、楽しい時間をすごせました。

     虹って、やっぱり人を幸せにしてくれる象徴のようですね。

     そして、月はもう半月を過ぎて、今日は夜の23:54まで、空から皆さんを見守っていますよ。

       

     そして、この月の後を追いかけるように東側について空を巡っている惑星も見つけてあげましょう。月に近い方の木星は、肉眼で簡単にみつかるはず。少し暗めの土星も、木星にソーシャルディスタンスをとりながらも、一緒にいます。

      

     あれっ?よく見えませんか? 時間が経つと、この写真の関係とちょっとズレることもあるので、国立天文台の「今日のほしぞら」でご覧になる時間と場所を入れて、確かめて頂くのがよいかもしれませんね。

     どう変化してくるかですか?それも、今日のほしぞらで、時間を早回ししてみると分かりますよ。シミュレーションで天体の動きが簡単にわかるようになっていて、とても便利なサイトです。是非活用してみてくださいね。

     因みに、明日はどうなるかというと、月がさらに木星のそばに近づき、29日、30日はというと・・・。どうなると思いますか?分からない方は、実際に空を見上げて確かめてみませんか? 時間のない方は、「今日のほしぞら」で確かめて見て下さいね。

     今日も、いろいろなことがありました。でも、虹を見たり、月や惑星にも会えて、楽しい1日でした。明日も、いい1日になりますように!!!

     さあ、寝られなくなるといけないので、私も、今日疑問に思った虹のカーブの違いなど、ちょっとこれから調べてから寝ることにします。

コメント (2)
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