峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

仕事って

2010年10月13日 | 父親と子
ようやっと、国勢調査員の任務を果たし終えることができた。
昨日、第1回目の国勢調査票提出日だった。すでに担当区域内の全ての調査票が回収できていた。提出に伴う必要な書類への記入を済ませ、最初に渡された道具一式と共に役場へ赴き、企画財政課の担当者にそれを渡した。

日一日と秋の気配が色濃くなってきている。
有紀さんが私の還暦祝いに絵理子さん家族と共に帰って来て、そのままいる。ちょうど教育実習を終えたところで前期終了、秋休みに入ったそうだ。
教育実習では教員という職業も悪くないなと感じたが、どうしてもそれに就きたいとまでは思わなかったという。かといって他に就きたい仕事も目下のところ見当たらないともいう。

私は、有紀さんと同じ年の頃、演劇の演出を志した。振り返ってみると、端【はな】から「就職」などということを考えていなかったことに気付く。大馬鹿者だ。
が、それでもその後なんとか職に就くことができた。そして、辛うじてだが、こうやって生かせていただいている。

お金を稼ぐためではなく、人間の生き方の一部として仕事をするのだろう、と私は考える。
やはり振り返ってみると、私は導かれるように今の職業についている。
だから、私は有紀さんに言っている。差し当たり気が向くままに進めばいいと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする