今週も、すでに週の半ばにさしかかった。油断すると、時は加速して過ぎ去り私を置いてけぼりにする。
日曜日に開催された町の「公民館フェスティバル」に、我らが「佐々町将棋同好会」も参加したのだが、その準備や会場設営のため週末をあわただしく過ごした。
このフェスティバル、公民館学習グループに属するサークルのみなさん方が年に1度集い、コーラスや舞踊などの演技発表と書道や写真などの展示発表を行おうというものだ。
将棋同好会にはあまりそぐわない催しなのだが、せっかく立ち上がった会なので一人でも多くの方に私たちの会の存在を知っていただき、将棋という面白いゲームを楽しんでいただけるきかっけの1つにでもなればとの思いから煩わしさに拍車がかかるのを承知で自ら音頭を取っている。
ただし、決して気負っているわけではなく、また責任感からでもなく、はたまたこれも性分だから仕方がないとあきらめているわけでもない。多少大げさに言えば、おそらくはそこを超えたところにもある喜びとか、あるいは何かしらの発見に出会いたいという潜在的な願望がそうさせるのだろう、となんとなく思っている。
前日と当日の世話を会計の西尾さんに手伝ってもらった。いつも誰かが力を貸してくれる。当たり前だが1人では何もできない。
仲間のみなさんには、日曜日は将棋を指しに来てくださいねとお誘いしていたが、あいにくこの日は朝から大雨で会場まで足を運んでくださる方は少なかった。
その代わりと言ってはなんだが、キッズダンスクラブの男の子たち4,5人が出演の合間を縫ってやって来て、夢中になって指していた。おかげで地元のテレビ局のインタビューを受けることになり、いい広報となった。