峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

釈然とした在り方

2014年10月10日 | 町内会長

女房どのに、今日、幟を片付けるんでしょうと言われ、ハッと思い出した時には10時を10分ほど過ぎたところだった。慌てて作業着に着替え、愛用の麦わら帽子を被り、家を飛び出した。

佐々の「おくんち」では「おくだり」「おのぼり」の順路に沿い、各町内会で幟を立てる。私たちの町内会もその順路に当たっているため毎年、氏子総代始め、町内会のみなさんに協力していただき幟立てを行っている。

今年も「おくだり」の前日、十数人のみなさんと力を合わせ幟を立てた。その作業を終えた後、氏子総代さんと幟の撤収の日時を今日の午前10時から行おうと決めていたのだった。

いつもなら作業にかかる少し前に有線放送でご案内し、手の空いている方に協力をお願いするところなのだが、責任感の強い氏子総代さんは、きっとお一人で作業にかかっておられるに違いないと、放送はさておき現場に向かうと案の定、氏子総代さんご家族三人で作業を進めておられた。 

平身低頭して詫びを入れると、総代さんは、立てるのは大変だけれど、はずすのは簡単ですからと笑って応えられた。結局、放送はせず4人で片付けてしまった。

ご自身の役割を見出せず、どこか悶々としておられるご様子の方をお見受けすることがあれば、この総代さんのように、さりげなく役割をまっとうして釈然としたご様子の方もいらっしゃる。

これまで色々な所で応分の役割を担ってこられたことは、私自身幸いだったと改めて思う。

今夜は「ダイナミックグローブ」を観ながら、黒麹「屋久の島」をいただいている。

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