峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

「勉強」って何

2017年11月05日 | 子育て日記

我が家の庭は、ハナミズキやヤマボウシ、夏椿、カエデといった落葉樹が多くを占める。
この時期、葉は黄や紅に色を変え、その葉を散らし始めているものもある。しかし、すでにすっかり葉を落としている樹木があれば、未だ全く落としていないのもあるなど決して一様ではない。
同じ種類の樹木であっても、それぞれが立つ場所や周囲の状況、あるいはそれぞれの個体そのものが持つ特性により、その有り様は異なる。そして常緑樹も含め、それらが一体となり趣のある豊かな世界を見せてくれる。

人間だって同じことだろう。人それぞれの生き方があり、どちらが良くてどちらが悪いとか、どちらが優れてどちらが劣っているということではなく、それぞれの在り方を尊重し、それを認め合うことにより、豊かな社会を作り上げることができるのではないだろうか。
     ________________________


何かの賞状がソファーの上に無造作に置かれている
手にとってみると英語のスペリングコンテストの賞状だ
有紀さんが居間に入ってきたので何問中何問?と訊ねると「129分の129。」 パーフェクトだ
しかし有紀さんの様子は ごく普通である


子どもに接する女房どのを見ていて 最も感心するのは 勉強に関して一切無関心であることだ
勉強時間・宿題・テストの点数・順位、それらについて話をしているのを全く聞いたことがない
私は 得点や順位や偏差値を全く評価しない
したがって 有紀さんもくるみさんも それらに頓着しない

佐々中は今日・明日と中間テストだが 塾でも特別なことはやらない
有紀さんも昨日は1000頃就寝のようだったが きょうはお腹が痛いからと塾も休み 900には床に就いていた

そういえば 江迎中の中3の子に「テストは何日から」と聞くと「もう終わった」とさりげない それでいいのだ それでなければならない
                   2003522日(木)記

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2 コメント

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動機づけ (けんじ)
2017-11-06 16:35:03
毎日楽しみに拝見しております。
毎日更新されるのでとても嬉しいです。
子どもの動機づけについては、昔、絵理子さんと議論したことがあり、難しいですねという結論に終わった気がします。
親がどこまで関わるかの線引きが特に難しいなぁと感じます。最近、小学5年生の娘と小学1年生の息子と3人で空手を習い始めました。今のところ、2人とも楽しそうに習っていますが、私と一緒にいることでそう感じているかもしれません。
色んなことを体験させて、好きなことを見つけて欲しいのですが、どこまで関わるか、大きなテーマです。
ゆきさんやくるみさんは剣道や将棋に自然と打ち込んでおられた様子で、どんな動機づけだったか気になるところです。
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楽しむだけ (峰野裕二郎)
2017-11-07 21:21:04
けんじさん、こんにちは。
2人が将棋を始めるきっかけとなったのは、将棋を題材とした漫画の実写版でテレビドラマ「月下の棋士」でした。
そのドラマは、セリフや所作が劇画調のドラマだったようで、当時、小学5年と小学1年の2人は、主役の森田剛くんの大げさなアクションをまねてじゃれ合っていました。
私は、そのドラマを見たことがなかったので、何をやっているのか尋ねたところ、それが将棋を指す動作だということが分かりました。
そこで、将棋やってみるかということになり、早速、町のおもちゃ屋で簡単な将棋の盤駒を求め、駒の動かし方を教えたのが始まりでした。
長くなるので省略しますが、その後、幸運なことに大きなご縁が2つあり、とんとん拍子に上達しことから、大きな大会に出場する機会をいただくようになったという次第です。
剣道部に入ったのは、友達に誘われたからだったような気がすると言っています。三女は、姉が入っていたからだと思います。
将棋教室に通っていたのは次女が小学校を卒業するまでのほぼ2年間でした。教室のある水曜日と土曜日の週2日、佐世保市内の教室まで車で一緒に出かけたものです。子供たちの成長を目の当たりにできる嬉しいひと時でした。
剣道は中学の間だけでした。
したがって、どちらも打ち込むというようなものではありませんでした。2人にとっては、唯いい思い出のようです。
どの子らにも、色々な出会いが待ち構えています。
私たち親子の場合、将棋に関しては一緒になってその出会いを唯々楽しんできました。いや、むしろ子供たちの興味が他に移ってしまった後、私だけがいまだに夢中になっているという変な状況です。
お子さんたちと空手を習い始められたとのこと、お父さんと一緒に練習するのが楽しいということ、それで十分ではないかと思います。
長くなりましたが、意を尽くせません。続きは、やはり一杯やりながら話しましょう。
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