私が有紀さん、くるみさんと話す時間は、朝食時、夕食時(くるみさんとは学校から帰って来た時も)、それに塾の時間です。
特に学校から帰ってきてから夕食が済むまでの時間に、女房どのを含めて、きょう1日学校で、彼女らの心に留まった出来事が披露(ひろう)されます。
毎日、興味深い話が聞けるのですが、その中からいくつかを気が向いたときに『子育て日記』に取り上げています。
さて、6日・日曜日、有紀さんは、文集作成が遅れているとかで、共に編集している友人のMさん宅を訪れました。そこでの話です。
Mさんは、時々この『峰野宅』を訪れてくれているようで(Mさん、見てるッ?)、先週、学校で『子育て日記』見たよと言われたそうです。ところが、有紀さんもくるみさんもネットに全く関心がありません。自由な時間は音楽を聴くか本を読んでいます。
そんな訳で、有紀さんがMさん宅を訪れた日曜日、『子育て日記』、見ようかということになったそうです。
このところ有紀さんに関しては、ボーイフレンドのO君とのことを書いていましたから、Mさんにしてみれば、どちらもよく知っている仲の良いクラスメートだけに親近感を持って読んでいたのでしょう。
2人で『子育て日記』を読みながらMさんいわく「プライバシー、守られていないね」
それで、あなたは何と応えたのと有紀さんに訊くと「そうねェという感じだったかな」ということでした。
もちろん、『子育て日記』に書くものに関しては、基本的に絵理子さん、有紀さん、くるみさんの了承を得ています。
絵理子さんにしても有紀さんにしても、彼女らの異性との交際には広がりを感じます。決して内向きではありません。そこに新しい人の新しい生き方を見るような思いがします。
彼女らの考え方、生き方にワクワクするほどの興味を覚えるのです。
有紀さんを始め、絵理子さんもくるみさんも寛大です。
3人とも「しょうがないなぁ~」といった感じで父親がやっていることを見守ってくれています。
2005年3月9日(水)記