昨日午前9時半から役場にて、今年に入って2回目の「佐々町男女共同参画推進懇話会」が開かれ出席した。今期、同会の会長を務めている。
男女共同参画社会とは、「男女が社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」(男女共同参画社会基本法第2条)とある。
国は、人口の減少・少子高齢化・所得の減少・財政の悪化など社会経済情勢の急速な変化に対応していくためには、国民一人ひとりの能力が十二分に発揮される社会の実現が必要不可欠であり、そのためには、男女が旧来の固定的な性別役割分担意識にとらわれることなく、あらゆる分野で個性や能力を発揮してもらうことが重要と、平成11年に男女共同参画社会基本法を制定した。
この法律により地方公共団体は、国の施策に準じた施策及びその地方公共団体の区域の特性に応じた施策を策定し、実施する責務を負うこととなった。
そこで、佐々町でも平成22年度から27年度までの5ヶ年を第1期計画実施期間として、男女共同参画社会の推進に努めてきた。さらに、平成28年度から平成32年度までの向こう5年間が第2期計画実施期間となっている。したがって、27年度中の新たな計画の策定を迫られている。
「佐々町男女共同参画推進懇話会」の役割は、この男女共同参画計画の企画・推進のための提言について協議したり、広く、男女共同参画社会の推進に関して協議することにある。
この日は、懇話会の今後の活動計画について、第2期佐々町男女共同参画計画の策定に関して協議し、また、広く、身の回りの性別役割分担意識について意見交換した。
また、午後4時から江迎署管内の「犯罪抑止対策協議会」の活動の一環として、町内会長連絡協議会・少年補導委員連絡協議会・町役場・江迎警察署合同で、小雨降る中、徒歩で佐々町内を二手に分かれ約1時間パトロールした。