峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

新しい風よ 吹け

2006年03月06日 | 町内会長
秋の町内会長会に引き続き、今回の町内会長会の席上でも町長は、子供をどう守っていくか私たちは全力を尽くさなければならないと力説されました。そのため、唯一例外として子供に係る予算は増額すると言われました。

しかし、いわゆるハード面の強化策をいくら講じても、それは対症療法にしか過ぎません。もちろん、さとし君のお父さんが言われるようなことを含めて、それはそれで必要な部分があることを否定するものではありません。
だが、どうしてさまざまな問題が生じているのか、その根っこのところをみんなで見つめ合い、話し合い、考え合い、良くないところを変えていく地道な努力を始めない限り、悲しみと恨みと憎しみの連鎖から私たちは解き放たれることができないように思います。

健全育成会の「安全パトロール中」の腕章の協力要請の後も、ある町内会長から車に貼る同様のステッカーが欲しいという希望が述べられました。
行政側がその要望に答えられた後、私は前述したような視点からの意見の必要性を感じ、佐々町役場の男性職員の育児休暇取得に関して町長の考えを質【ただ】しました。

先ず、男性職員に対し育児休暇の制度があるのかどうか、あるとすればその取得率はどのくらいなのかを訊ねました。総務の答えでは制度はあるが、案の定ほとんどとられていないということでした。
そこで、私は家庭における父親の存在の大きさについて理解を求め、それを基に、先ず男性が育児休暇を取ることについての意義を職員間でよく話し合っていただくよう提案しました。

こんなことは、だれもが大切なことだと分かっているはずです。町長は、強制的にでもとらせるようにしなければならない。取得率が上がるようすぐ研究させると答えられました。

会議終了後、部屋から出て階段を下りながら、その後の懇親会の席上で、「誰も取らないから、取りにくいんですよね」と話しかけてくる職員の方が何人かいらっしゃいました。
役場の若い男性職員たちが、主体的に積極的に育児休暇を取得するようになるといいなと思います
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