今年、わが家の節分はいつもと趣が異なったものとなった。
前日から台所でシイタケの良い香が漂っていたと思っていたが、その日は朝から女房どのが台所で太巻【ふとま】きを作っていた。また、有紀さんの所へ差入れに行くのかななどとぼんやり思っていたのだが、そうではないことが夜になって分かった。
夕方、風呂から上がると、大皿に載った女房どの特製の立派な太巻き5・6本を前にして女房どのとくるみさんが笑いながらああでもないこうでもないとやっている。聞けば、今年最も良いとされる南南東の方角を向き、願い事をしながら、一言も発せず太巻1本を丸ごと食べるとその願い事がかなうという習わしがあり、それにくるみさんが挑戦するというのだ。
どこで聞きかじったのか知らないが面白そうだ。さっそくビデオに収めることにした。
デジカメ撮影後「よ~いスタート」の私のかけ声でいよいよ、くるみさんの挑戦が始まった。ふだんのくるみさんは、どちらかといえば小食の方だ。それが太巻き1本丸ごとである。基本的に寿司はギュッと圧縮されている。女房どのいわく、かなりのご飯の量だ。それでも、くるみさんは私の実況放送に笑いをこらえながら黙々と口の中に太巻きを押し込んでいき、ついには食べきったのだった。
こんなことを面白がってやるのはくるみさんと私ぐらいだが、果たして来年以降、我が家に定着するのだろうか。
女房どのと私はというと、後に一口大に切ったものを美味しくいただいた。
前日から台所でシイタケの良い香が漂っていたと思っていたが、その日は朝から女房どのが台所で太巻【ふとま】きを作っていた。また、有紀さんの所へ差入れに行くのかななどとぼんやり思っていたのだが、そうではないことが夜になって分かった。
夕方、風呂から上がると、大皿に載った女房どの特製の立派な太巻き5・6本を前にして女房どのとくるみさんが笑いながらああでもないこうでもないとやっている。聞けば、今年最も良いとされる南南東の方角を向き、願い事をしながら、一言も発せず太巻1本を丸ごと食べるとその願い事がかなうという習わしがあり、それにくるみさんが挑戦するというのだ。
どこで聞きかじったのか知らないが面白そうだ。さっそくビデオに収めることにした。
デジカメ撮影後「よ~いスタート」の私のかけ声でいよいよ、くるみさんの挑戦が始まった。ふだんのくるみさんは、どちらかといえば小食の方だ。それが太巻き1本丸ごとである。基本的に寿司はギュッと圧縮されている。女房どのいわく、かなりのご飯の量だ。それでも、くるみさんは私の実況放送に笑いをこらえながら黙々と口の中に太巻きを押し込んでいき、ついには食べきったのだった。
こんなことを面白がってやるのはくるみさんと私ぐらいだが、果たして来年以降、我が家に定着するのだろうか。
女房どのと私はというと、後に一口大に切ったものを美味しくいただいた。
節分の太巻きことで思い出しました。恵方巻きといういうらしいですね。関西から発祥して、いまや関東でも恵方巻きを食べるお宅が年々増えているようです。お店で買って食べるお宅が多いようです。
奥様の手作りの太巻きを美味しくいただいたとのこと、峰野宅で定着されることを祈っています。くるみさんが大村に行かれると、お2人だけになって、こういうときにはさびしくなりますね。
節分に、このような風習があるのをはじめて知りました。
食べ方はともかくとして、節分に太巻きをいただくのは歓迎です。
女房どのは、大村と福岡を行ったり来たりするのを楽しみにしています。