一昨昨日、小学2年生の彩理さんと5歳の結理さんは、2人して近所のコンビニまで生まれて初めてのお使いに出かけたという。
家からコンビニまでそれほどの距離ではないが、途中、片道2車線の交通量の多い道路を横断しなければならない。2人はもちろんのこと彼女らのお母さんも、きっとハラハラドキドキだったに違いない。
子供が自らの意志で行動しようとする芽を伸ばしてやるのはとても大切であるように思われる。その際、様々なリスクを伴うのだが、そこで問われるのが普段の暮らしの中での子供に向き合う親の、あるいは塾生に向き合う私の腹の据え方ということになろう。
生命身体の危険とまではいかなくとも、日常の生活の中で親にとってのリスクはごろごろ転がっている。だからといって親の思いばかりを優先させていると子供の自主性は見事に削がれることになりかねないよう思われる。