峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

二十歳の吾子

2010年01月05日 | 父親と子
朝から小雪が舞う寒い朝だった。
きょう1月5日、有紀さんが二十歳の誕生日を迎えた。
朝方「本当にやりたいことが何なのか、ゆっくり見つけていこうね」とメールを送っていたが、夕方「ありがとう!しっかり頑張ります」と応えてきた。

有紀さんは、春から大学3年になる。昨年末には所属するゼミが決まった。希望した臨床心理学が専門の教授の下で研鑽を積む。教育実習も始まる。

年末年始、有紀さんは時間を見つけては、くるみさんと机を並べていた。くるみさんには、医師になるという明確な目標があるが、有紀さんは、まだそれを確立させられずにいる。

有紀さんに「悪く言えば、なりゆきでいいさ」と言うと、有紀さんは「なんで、悪く言えばって言うの?私、なりゆきって好きだよ」と笑って返してきた。私は、予期せぬ有紀さんの反応に、いささかひるみながら、思いに、より適切な言葉を探した。
「そう。導かれるようにってことさ」
「ああ、そうだね。それでいく」
2人が現在、生活の拠点としているそれぞれの所へ戻っていく前日の夜、そんなことを話していた。

きょうは、午前10時15分から催された町の成人式に出席した。
有紀さんは、すでに福岡に戻っている。絵理子さんも、成人式には出席しなかった。我が家の子供たちは、このような晴れやかな場所を好まない傾向にある。

成人式後、塾に通ってきてくれていた子供たち、いや青年たちと久しぶりの再会を喜び合い、成人を祝した。

その後、正午から行われた町の新年祝賀会に出席した。しかし、午後1時半から冬期講習が控えており、エンジンがかかり始めたところで中座した。
再び、日常が始まっている。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ハイボールをやりながら | トップ | 消防団魂 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

父親と子」カテゴリの最新記事