峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

その時 私は少年のように

2016年04月02日 | 将棋

毎年この時期、深浦九段が帰郷される度、佐世保山県町の居酒屋「木楽屋」に深浦九段に馴染みの者10名前後が集まり、深浦九段を囲む。
酒を酌み交わしながら、1年間の各棋戦での我らが深浦九段の戦いぶりを振り返り、ああでもないこうでもないと語り合う。また、深浦九段の少年時代の話や、少年時代の師匠であった「大宮将棋倶楽部」席主・故川原潤一さんとの想い出話などに花が咲く。深浦九段を応援する地元のファンとしては堪らないひと時である。

深浦九段は現在、将棋界の最高峰であるA級、竜王戦1組に在位するまさにトッププロ中のトッププロの1人である。
これまでのタイトル戦登場が8回、そのうち王位のタイトルを3期獲得している。また、その他の棋戦でも優勝9回を誇る。このような凄い棋士から直接、あの時、あの場面での心境などを事細かく直に聞ける者などそうはいない。私は、深浦さんにお会いするたび、少年のように興奮し胸を躍らせて、トッププロの「あの時」の思いを聞こうと根掘り葉掘り訊ねる。そんな私に深浦さんは、彼の将棋同様、丁寧に一生懸命に応えられる。ああ堪らない。

そのワクワクする席までに1時間半ほど間があった。
大地くんが未だチェックインを済ませていなかったので、それではと大地くんが宿泊する「クインテッサホテル」にみんなも同行し、コーヒーでも飲もうということになった。

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