峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

次に目指すものは

2006年06月30日 | 町内会長
「峰野宅」掲示板の続きです。
町内会費、回覧板、奉仕作業、出不足金など、しがらみの多い地方的な暮らしか、そこから針は反対方向に大きく振れ、一切のしがらみを断ち切り、隣に誰が住んでいるのかも分からないというような都市型の暮らしか、現在の私たちの暮らしは、そのどちらかを余儀【よぎ】なくされているような気がします。
私たちは、やがて心豊かに生きられる。やがて幸福に生きられるはずだと何となく思ってきました。思わされてきました。ところが、今日のこの閉塞【へいそく】感はどうでしょう。連日、報道される子殺し・親殺し・仲間殺しはどうでしょう。出生率の低下を併せて思うに、私たちは動物学的には滅亡への道をたどり始めているのかもしれません。ありとあらゆることが私たちの暮らしに暗い影を落としています。だれもが、こんなはずじゃなかったと途方にくれています。

さすがのノー天気な私でも、私利私欲に走るだけの変わらない官僚の体質、政治家、既得権益【きとくけんえき】にしがみつく、ほんの一握りの者たちに牛耳【ぎゅうじ】られている東大を頂点とする受験教育制度、それにのっかった社会のシステムと商業主義。さらには、それらに翻弄【ほんろう】され続ける地方自治、地域社会、家庭、小中高校。搾取【さくしゅ】されるばかりはごめんだと御上の目を盗んで、着服・横領・脱税に奔走【ほんそう】し「自分さえよければ…」と刹那【せつな】の快楽に興【きょう】じる私たち。何より、そのような大人たちの犠牲者となり病んでしまっている子供たちを目の前にするとき、絶望感に打ちひしがれそうです。

そこで、私は自らに問いかます。「お前は、どうする」
私は、新しい次なる革命を目指さなければなりません。それは、私自身からの解放を目指す、私の内なる革命です。
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