峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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人生の最期をどう生きる

2007年10月08日 | 町内会長
同じ町内会に住む石川常夫さんが急逝【きゅうせい】されました。85歳でした。前日までお元気でコンビニや図書館等に歩いて通っておられました。
石川さんは、その日、朝食を済ました後、新聞に目を通しておられたそうです。その後、同居しておられた妹さんがお向かいのお友達のところに出かけ、帰った来たときには石川さんは、畳の上で眠るように横になっておられたそうです。あっという間に逝【い】ってしまわれました。

お通夜の席で曹洞宗【そうとうしゅう】のお上人【しょうにん】様から、石川さんとの思い出を通し「縁【えん】」について、また「知足【ちそく】」についてのご説法【せっぽう】がありました。

ご自宅でのお通夜・ご葬儀・告別式でした。はるか静岡や京都からご親族が駆けつけられました。また、同じ班を中心として町内会の人たちも石川さんのお見送りに集まられました。
ほとんどの方が石川さんのように逝きたいとおっしゃられました。
最期をどう終えるか、難しい問題です。

ようやく、来週の日曜日に行う敬老祝賀会の下準備が整いました。
きょうは、地元の神社の「おくんち」です。心配された雨も上がり、絶好のおくんち日和になりました。これから例大祭に出かけます。正午からは「おくだり」です。きょうは夜中まで「おくんち」漬です。
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2 コメント

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Unknown (chiga)
2007-10-10 00:50:46
 この前、在宅死という本を読みました。愛する人の死を目前に、精一杯介護しようと家族が協力するのですが、在宅介護の難しさは並大抵では無いようです。しかし、最後は誰も後悔はしていないようでした。

 人生の最後はどうなっているかわかりませんが、なるべく家族に負担や迷惑がかからずに死にたいです。

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ままならないのが人の一生 (峰野裕二郎)
2007-10-10 02:22:33
同じ町内会に住む方の103歳になられるお母様が食事を拒否され、ほとんど水分だけの点滴だけで過ごされるようになり、もう何週間経つでしょうか。意識は、今もハッキリしておられるといいます。
いろいろお話を伺えば伺うほど、なんだか切なく辛くなります。

ご高齢者の多くは、いつも人生の終わり方を考えておられます。異口同音に家族に迷惑をかけたくないと言われます。

人は、生きるのもままならないし、死ぬのもままなりません。
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