4月7日、ホテル万松楼で朝日オープン選手権五番勝負の第一局が行なわれました。
この日、有紀さんとくるみさんの学校は大盤解説会場でした。
朝8時半に会場に着き、会場の設営を手伝いながら対局が始まるのを待ちました。
その日の朝日新聞には、二人が前夜祭で深浦さんと羽生名人に花束を渡すところが大きくとりあげられていて、その話題を中心に二人は関係者の方々にいろいろ話しかけられているようでした。
午前中に先崎八段と中倉女流初段の指導対局がありました。事前の申し込みで当選していた二人は有紀さんが先崎八段と、くるみさんが中倉女流初段とのいずれも二枚落ちに臨みました。
指導対局の大きな意義はプロ棋士と一局を指すことそのものにあるのでしょう。何かを感じ取ることができたはずです。得難い経験です。
昼食後、二人は終局まで大盤解説会場の一番前の席に座りっぱなしで加藤九段と先崎八段の解説に聞き入っていました。5時間ほどだったのでしょうか。帰宅後は二人ともぐったりしていたそうです。
この日いい勉強をさせていただきました。
2004年4月15日(木)記