峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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我が家の愛車遍歴最新事情 その1 アルファロメオ

2019年05月19日 | スポーツ
我が家は現在、女房どのと私の2人暮らし。なのに車を3台所有していた。
3人の子供たちがそれぞれ自立し、残りの時間が少なくなってきているのを意識するようになった時、運転できるうちに好きな車に乗ろうと思ったことからだ。

結婚して以来、ずっと軽自動車に乗っていた女房どのは普通車を希望した。そうして、手に入れたのがアルファロメオ・ミト・イモラ。ネットで見つけ、北九州市まで出かけて求めた。

アルファロメオブランド「ミト」の150台限定車「アルファロメオ ミト"イモラ”リミティッドエディション」、すなわちミト・イモラは、1,4Lターボエンジン搭載の6速マニュアル、3ドアハッチバックでボディーカラーは限定車専用独自のコルサイエロー(「コルサ」はイタリア語で「疾走」)、シートは黒の本革仕様、イモラ専用の18インチアルミホイールを装備している。
また、ベースとなっている「ミト」はミラノ(Milano)でデザインされ、トリノ(Torino)で生産されたことから、それぞれの頭文字をとって「Mi・To」と名付けられたが、限定車は、さらにかつてF1グランプリも開催されていたサーキット場のある都市の名「イモラ」を冠した。いかにもレーシングカーのイメージだ。
女房どのは、彼女に似つかわしい愛らしい顔ながら、しかしスポーツマインドに富んだミト・イモラを運転し、颯爽と今日も買い物に出かける。

私が探し求めたのは、黒のボディーカラーに真っ赤なレザーシートのアルファロメオGT、2ドアクーペの魅惑的な車体のデザインは、あのベルトーネによるもの。四国の松山まで出かけ即決で購入した。ついでに道後温泉を楽しめるというおまけがついていた。
後日。この車1台だけのために担当者が松山から我が家までトラックに載せ、大切に運んできてくれたのには感激した。

アルファGTは、2,0Lの電子制御クラッチを用いた5速セミオートマ、アルファロメオ独自の「セレスピード」というシステムだ。通常のオートマとは異なりオートマモード付マニュアルといった感じだ。したがって、アクセルを踏まないのに車が勝手に動き出すようなことがない。1速、2速でぎくしゃくする感じは否めないのだが、それも高速になると全く問題ない。オートマの手軽さとマニュアルの操作性の爽快さを併せ持っている。

いずれにしても、この車は真のGT(グランツーリスモ)カーだと今でも思っている。ロングドライブが全く苦にならず、走れば走るほど運転する楽しさが増す車だった。
ところが、ある日、信号で停止したままエンジンがストップするというトラブルに見舞われた。それから間もなくして現在のアルファ159に乗り換えたが、機会があれば再びGTに乗ってみたいと思わせる程いい車だった。

アルファ159は、ミト・イモラと同じアルファロメオ北九州で求めた。4ドアセダンの精悍な車体のデザインは、数々の世界の名車を手がけたジウジアーロによるもので2,2Lの6速セミオートマ、GT同様のセレスピードだ。ルビーレッドのボディーカラーに、イタリアを代表する高級家具メーカーのポルトローナ・フラウ製のベージュのレザーシート等々、細部にまで車作りへのこだわりが見て取れる。
GTと比べ後発車とあって159のセレスピードの精度は格段に上がっている。曲がりくねった山道をパドルシフトを細かく操作し、意のままに車を走らせる快感は堪らない。

アルファロメオのデザインが、走りが私と女房どのの感性をくすぐってやまない。
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