峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

静かに横たわるもの

2011年06月09日 | 民生児童委員

昨日午後1時半から2時間、佐々町の民生児童委員協議会の定例会に出席した。
会の冒頭、町内の小中学校長及び幼稚園長との意見交換会が行われた。始めに各学校、幼稚園の最近の様子が報告された。行き渋りや不登校を始め、静かな、しかし今日の社会が抱える気がかりなところと連動した深刻な課題がそこに横たわっているのを感じる。

その後、民生児童委員協議会の会長が児童虐待の問題を取り上げたのを機に、教員による児童・生徒への暴力に対し、管理職としてどんな指導をしているのかを尋ねたが、時代の変化を受けて学校も変化を余儀なくされているのを感じた。
とにかく、家庭でも学校でも大人が子供に暴力をふるうのは止めよう。暴力の連鎖を断ち切ろう。

学校と保護者の関係が良好なものであってほしいと願う。信頼関係のないところからは何も生まれてこないのだから。

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師との出会い

2011年06月08日 | 父親と子

ここ数日、何故だかブログを記す気分になっている。

時々、自分の心の動きを見つめてみる。その時々の感情がどこから来ているのかを確かめる。そして、それが納得できるか否かを考える。感情と思考に折り合いをつけるのは容易ではない。特に、嫉妬や怒りといった負の情動は、時に瞬間的に理性による制御を不能とする。
ブログを記す気分がどこから来ているかまでを見つめてみようとは思わないが、もう少し自身を知る必要はあるのだろう。

土曜日の新聞に目を通していて「再発し退職、心理学勉強」という小見出しが目に留まった。深澤さんという方の生き方が記してある。
抗がん剤の副作用はすさまじい。髪の毛だけでなく、まつげや眉毛も抜けたという。現在はホルモン剤を服用し、体調が落ち着いておられるとのこと。

深澤さんは今年4月から通信制の大学に入学し、心理学を学び始められた。「心と体はつながっていることに、病気を経験して改めて気づいたんです」と語っておられる。自宅の台所を勉強机代わりに教科書を読み、週1日は自転車で学習センターに通い講義ビデオを見る。「可能なら自分の経験をいかし、心のケアにかかわる仕事に就きたい」とあった。

次女の有紀さんが大学の4年生になった。
有紀さんは、初等教育教員養成課程心理教育支援コースというところで学んでいる。友人のほとんどは教員を目指していると聞くが、有紀さんは3年生の末から4年生に進級したばかりの頃、公務員の心理職を目指すと話していた。

ところが、少し前になるが帰省した折だったか、スカイプでだったか、大学院に進学することにしたと心境に変化があったことを話してくれた。
なんでも、信頼の置ける先生との話の中で、周囲がみな就職に向けて動き出したのを見て、ただ、つられるように自身も就職へと気持ちが向いていったことに気が付いたというのだ。
信頼する先生が大学院進学という灯を点してくださった。

 

有紀さんは4年生になり、授業は週に1日、1コマか2コマしかなく、卒論の制作までにはまだ間があり、週3回のバイトがあるもののゆったりとした日々を過ごしているようだ。
有紀さんの人生にとって今も、そして大学院生として過ごす時間もかけがえのない貴重なものだ。それをいとおしみながら毎日を生きてほしいと願う。

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発想

2011年06月07日 | 町内会長

4日に記した佐々皿山公園の花ショウブのライトアップはその日を限りに終了しました。ご案内が遅れました。申し訳ありません。ただし、花ショウブは今しばらく見頃が続くでしょう。どうぞ、日中にお出かけください。

土曜日、花ショウブを堪能した後、久しぶりにショウブ園の奥まで足を伸ばした。子供たちが幼い頃、何度か訪れた場所だ。相当の規模の草スキー場や長いローラーすべり台等のある立派な遊園地だった。
しかし、今回訪ねてみて愕然とした。土曜日の午後というのに来園者は数えるほど。ローラーすべり台をすべる子はなく、草スキー場は草が伸び放題で、草スキー場の体をなしていない。

遊園地が捨てられていた。

この施設は町外れにあり、国道から少し奥まったところにある。多くの子供たちが彼らだけで遊びに来るのは困難だ。かといって親が気軽に子供の手を引いて来れる所でもない。かといって、親子連れを飽きさせることのない魅力的な遊具を次々にそろえるのには限りがある。
そう考えると、そもそもこの場所にこれほど立派な施設を作る必要があったのだろうかという疑問が湧いてきた。

その夜、ライトアップされた花ショウブ園にも女房どのと出かけてみた。
駐車場と花ショウブ園の間に小川が流れていて、そこに小さな橋がかかっている。そこを渡ろうとして、幸運にも水面を蛍が1つ、2つ飛んでいるところを目撃することができた。

ライトアップされた夜の花ショウブ園はなかなか幻想的ではあった。
帰宅して副町長に面会の約束をとるために電話を入れた。折々、お目にかかりお話をさせていただいている。
今日の午前中、役場に赴き、先の遊園地についての考察から、これからの町づくりについていろいろと意見を交換させていただいた。

 

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嬉しい悲鳴

2011年06月06日 | 私塾

昨日予定していた町内会清掃と資源回収を雨天により順延した。
私たちの町内会では、毎月月初めの日曜日に町内会の一斉清掃を行っている。清掃開始時刻は、5月から11月までを「夏時間」とし、1班から4班までが午前7時、5班から11班までが午前7時半としている。冬場は12月から4月までを「冬時間」とし、それぞれ30分繰り下げてのスタートとなる。
自分の暮らす家は自分できれいにする。同様に、自分たちの暮らす街は、自分たちできれいにする。

午前9時から11時までの2時間、町内会の活動に積極的に係わっていただく女性のみなさん方10名ほどに集まっていただき、良好な人間関係を保つための話し合いを行った。
集団や組織における人と人との関係を上手に保つのは難しい。それを克服するためにはコミュニケーションが肝要だ。何か問題が生じれば徹底して話し合う。
腹を割って話し合った結果、一件落着となった。

きょうは午後1時から企業での講義、8月いっぱいまで延長の依頼を受けた。嬉しい悲鳴をあげている。

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佐々皿山公園 花菖蒲

2011年06月04日 | 夫婦

午前中、いつものように将棋同好会に顔を出した。毎週土曜日の午前9時から正午まで、佐々町住民センターの第3会議室で「佐々町将棋同好会」の例会を開いている。佐々町に限らず、お近くにお住まいの方は、お気軽にお出かけいただきたい。
ちなみに来週の日曜日、佐々町民体育館で公民館学習グループによる「さざ公民館フェスティバル」が開かれる。将棋同好会もこれに参加しているので、こちらにもお立ち寄りいただきたい。

昼食後、女房どのと「皿山公園」に花ショウブを見に出かけた。ちょうど見頃を迎えていて、天気もよく、気持ちよく園内を散策することができた。この時期、夜間はライトアップしている。お近くの方は、ここにもお出かけいただきたい。

花を愛でた後、夏の花の苗を求めるため、すぐ近くの「ナフコ」まで足を伸ばした。数種類の花の苗を選び、過日求めたキュウリやトマトなどの野菜の苗を植えつけるための土も併せて求めた。

明日は日曜日、町内会清掃と子供会による資源回収を行う。その後、畑仕事をしよう。

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感応

2011年06月03日 | 私塾

このところ蒸し暑い日が続いている。
我が家は、アプローチ沿いにサツキの花が満開だ。裏庭には家人の目にさえ留まることなくひっそりと淡いピンクのツルバラが咲いている。表の紅花のヤマボウシはほぼ終わったが、裏庭の白い色のヤマボウシは今が盛りだ。足元ではドクダミの純白の花が、私もいるよと主張している。
命がきらめいている。

今日の午前中は企業での講義だった。
毎回そうなのだが、30人から多いときは50人ほどのみなさんが、私の話を一言も聞き漏らさないぞというほどの真摯な態度で受講してくださる。したがって、こちらも自然と力が入る。
10分間の休憩を挟み1時間単位の講義が3コマ続く。受講者のみなさんにとって、講義がつまらない内容であれば、これほど苦痛なことはない。拷問のようなものだ。だから、毎回、私の全存在をかけて講義に臨む。

帰宅後、昼食をとり一息ついたところで、来週に迫った町内会主催の「のんびり温泉日帰りバス旅行」の参加人数が確定したのを受け「大島アイランドホテル」に電話を入れる。
このバス旅行、早いもので6回目を迎える。毎年、楽しみにしていらっしゃる方が多く、今回も25名の申し込みがあった。
行き先の選択から参加者募集の回覧用原稿作り、参加者確認、はたまた料金やホテル近くの観光スポットに立ち寄ってもらうための交渉等々、ホテルとのやりとり・駆け引きまで、まるで旅行代理店のようなことまでやっている。みなさんに喜んでいただけると、私は幸せな気分になる。

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声をあげること

2011年06月02日 | 町内会公民館連絡協議会

昨日の午後1時半から町の「町内会公民館連絡協議会」の役員会に出席した。

民生児童委員や町内会長として行政と係わる中で、これはおかしいと思うことがいくつもあった。そして、そう思うたびに繰り返し提言してきた。変わったものもあるし、変わりつつあるものもある。

例えば、学校長と役場の職員の天下り先になっているよう私には思われた町の教育長と公民館長と図書館長を、公募にすべきだといろんな機会をとらえて発言してきた。それが、ようやく今年度から公民館長と図書館長が公募となった。教育長も公募すべきだと私は思っている。
あるいは、必要以上に民生児童委員が個人の情報を知ることとなっていた小中学校就学援助費申請(準要保護)に係る意見聴取会が来年度から廃止されることに決まった。
また、社会福祉協議会の会費500円を、町内会で回覧板を回し、半ば強制的に集めていたが、今年度から回覧板を回すのを止めるよう町内会長連絡協議会で決まった。
その他、観光協会の在り方を質してきたが、観光協会が唯一主催して続けてきている夏祭りの花火の打ち上げを今年はやらないことが決まった。観光協会には町から百万以上の補助金が出ていて、昔からそうしているからという理由だけで、その貴重な税金があっという間に夜空に消えていた。さらに、発展的解消まで視野に入れ、観光協会の役員の構成の在り方から変える話し合いを総会までに数回重ねることになっている。

これらと同じように「町内会公民館連絡協議会」の在り方についても、これまでずっと提言してきた。端的に言えば実体のない組織、意味のない組織なのだ。私の役員名は「理事」となっているが、それこそ実体がない。
昨日は総会を前にしての役員会だったが発展的解消を提言した。

いろんな組織の会合に出かけるようになり、既存の社会がごく一部の人たちにとって都合のいいように作られているのを実感している。あるいは作為がなくとも、時代の推移に伴って変化していかなければならないものが放置されている。そして、その陰で市井の人たちが不利益を被っていることもある。
さまざまな機会をとらえ声をあげることで、町がよりよく変わっていくきっかけとなるのであれば、私が声をあげることにも自己満足以上の意味があるのかもしれない。

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往復はがき

2011年06月01日 | 私塾

3年前から毎年一定期間、ある企業の「教育訓練」の講師を務めている。1こま1時間で計30こま前後あるので、それなりの準備を必要とする。その「教育訓練」が今年も昨日から始まった。
午前8時半から11時半まで10分間の休憩をはさみ、みっちり3時間の講義、初日ということもありさすがに疲れを感じた。
担当者と日程を調整しながら7月いっぱいまで続く。

午後から、「佐々町将棋同好会」の「納涼会」の案内を作った。
昨年末に開いた忘年会が会員のみなさんに好評で、夏場にもぜひ、飲み会を開いてほしいという要望が多く、これを計画した。みなさん、同好の士と飲むのは楽しいと感じていらっしゃるようだ。
パソコンで往復はがきを作成するのにいささか手を焼いた。

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