遊木民のアトリエ

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生シラスの冷凍(結果)

2008-11-24 | 食品加工(魚介)分室

  生シラスの冷凍の記事を書いてから一ヶ月がたちました。

  冷凍保存は上手くいっているのでしょうか。

  解凍してみました。

  解凍は凍結と同じで急速に解凍しなければなりません。

  潜熱反応の温度帯-1℃~-10℃あたりをいかに速く通過させられるかが成否の鍵です。

  「料理番組で解凍は冷蔵庫でゆっくりと解凍してください」などと話しているのを聞くと腹が立ってきます。

  冷凍の原理も解らず、ホームフリージングを行うのは素材を損ねることになります。

  何度も記載していますが、急速冷凍、急速解凍が基本です。

  これにより、水の結晶の肥大及び潜熱反応から細胞の損傷を軽減することができます。

  話が長くなりましたが、冷凍生シラスの解凍です。

  30℃のぬるま湯に浸け、瞬間的に解凍します。

  そして画像のように盛りつけました。

  添えたのは生山葵と酢味噌です。

  味は?食感は?

  結論「成功です」、ドリップもほとんど無く、食感も損なわれていませんし、それよりも美味しいです。

  これは使えます、機会があったならドライアイスによる瞬間冷凍をお試しください。


生シラスの冷凍はこちらの記事です。