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 日々の暮らし

2017-07-11 22:24:50 | 日記
 梅雨は明けていないのに夏のような暑さ。渋谷まで用事で出かけたが、背広を着ている人は実に少ない。珍しくジャケットをきちんと着ていくと「大丈夫ですか?」心配されてしまった。

 がん哲学外来の後遺症か自分がこれから何をしていけばいいのか?と悩む。あと余命1年といわれたら、何をしたいだろうか?困ったことに何も出てこない。のんびりクルージングをしたいとか、動けるうちに大切な人たちに会いたいとか、最後までできる仕事をし続けたいとか、・・・。暑くて体力不足なのか、思いつかない。ただ今の暮らしを続けられるところまで続けられればそれでいい気がする。せめて祈りの時間を増やしたいくらいだろうか。

 これからの生き方として、もっとがんカフェのようなボランティア活動を続けるのがいいのか(べきなのか)、もう十分ボランティアもしてきたののだから、自分の時間を大事にすればいいのか?心の中で、もういいのでは という声がする。毎日の暮らしをもっと丁寧にしていきたいと思う。一つ一つのことに、心を配って暮らして生きたいと思う。それがやりたいことのように思う

 佐藤初女さんが、ほうれん草のゆで方一つにも心を配る といわれた。今日、朝どれの枝豆を手に入れた。枝豆の美味しいゆで方とおりにしてみた。色が緑に美しく仕上がり、塩気もピッタリだった。そんな毎日の暮らしをだれかに分けて差し上げられたら。もうそれで十分だ と思う。

 
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