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可能性を求めるサッカー

2017-07-23 18:58:07 | 日記
 朝から雲の多い日、2時間かけて、ブラインドサッカーの取材に出かけました。当然、暑くなると思い、氷を魔法瓶水筒に詰め込み、UVカットのパーカーなどしっかり日焼け、熱中症対策で出かけました。

 ブラインドサッカーの日本一を決める大会です。今日はきちんとプレスとして会場に入りました。ピッチサイドで取材が出来ます。ブラインドサッカーは、ゴールキーパー以外は全盲の選手がプレーします。ボールが「カサカサ」と音がして、相手ゴールの裏にガイドがいて、ゴールまでの距離と角度などを案内します。ピッチの周りはサイドフェンスがあり、そこにぶつかることでサイドラインを知ります。「どかーん」とサイドフェンスにぶつかる激しいプレーが続きます。ですから、プレー中は観客は静かしなくてはなりません。

 途中から雨がポツポツ。昼休みに本格的に降り出しましたが、決勝戦では雨が上がりました。決勝戦は、さすが迫力のある試合でした。ピッチをかなりのスピードで走ります。改めて、このピッチにいるプレーヤはボールが見えない ということを意識します。つまりだれもボールが見えずにサッカーをしているということです。「音」と「声」で試合が動いていきます。

 優勝チームが決まり、チームは大喜びでした。優勝チームのMVPに選ばれた選手が「これからどんなサッカーをしていきたいですか?」というインタビューに、「今日は優勝を考えるサッカーでしたが、これからのサッカーは、サッカーの可能性を求めていくサッカーにしていきたいと思います」と答えました。プログラムの裏に「サッカーなら、どんな障害も越えられる」とあります。彼はその「可能性」を言っているのではないでしょうか。目の前のことだけでなく、その先にある「可能性」を考える。考えさせられる言葉でした。

 草サッカーのプレスとしての可能性。大きなことはできませんが、せめていい写真を撮ろうと思います。ぼろカメラを買い換えます。そして、人生にも諦めずに可能性を見つけてみようと思いました。無理をしないで、一番自分が安心できる環境を求めてみようと。

 

 
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