今日は曇り空。こんな日は午後から時雨てくる。それでも伊吹山は冠雪していない。ニュースで富士山も綿帽子が小さかった。雨が少ないせいとか。
結婚50周年(正しくは51周年)のご夫婦にお贈りした陶芸の先生の香炉で、「ほんわか」していて、妻が久しぶりに香を焚いてくれるという とメールがあった。こちらまでほんわかした。
午前中にオンデマンドで、早坂暁の脚本、吉永小百合が主役の「夢千代日記」を見た。1981年の作品だ。山陰の鄙びた湯村温泉を舞台にしている。吉永小百合演じる夢千代は体内被曝をし余命3年と言われている。吉永小百合がうつくしい。そのやわらかくよはくのあるうつくしさは今の美人と言われる女優にはないような気がする。今の女優さんでうつくしい人は「美人だ!」が勝ちすぎいる。今もそうだが、吉永小百合の「ほんわか」感が彼女の人柄なのだろう。このドラマに出てくる俳優さんの半分近くは亡くなられている。
お昼に町に買い物に出かけた。人出がないので、お店の飾りのサンタさんがたくさん見える。木(丸太)で作るので、制作の体験教室もやっている。ちょっとさびしいクリスマスの町だが、これも「ほんわか」。ジングルベルのしあわせ と書いたが、あれ?ウエディングベルのしあわせの間違いか?
私のこころも「ほんわか」して、平和だ。こんなしあわせは初めてだ。