いよいよ年末。風はないが空気が冷えている。お布団から手が出ていて寒くて目が覚めた。どどどっと疲れが出たのか、夕食を終え、早めに入浴をして、ぶろぐを書こうとパソコンに向うと睡魔が襲ってきた。異様に眠い。画面を見るのがつらくて早々と横になった。そのうち電気をつけたまま眠ったらしい。
疲れたのだ。久しぶりに、いや初めて、心をつくして文章を書いた。ぶろぐもほぼ毎日書いているが、思いを書ききることはできない。これは伝えなくてはということの8割くらいで止めているのだろう。でも、昨日は伝えきらないとならないと思った。決して、文章の構成を考えたりしたわけでなく、伝えたい想いを書ききった。
「言霊」という言葉がある。「古代日本で、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力」 をいうらしい。聖書にも「はじめに言があった。言は神と共にあった。言は神であった」というヨハネの福音書ある。聖書のほうは、人間という物質から言葉が生まれる と考えるのではなく、言葉が肉体になる という考え方だ。そんなふうに、言葉には力が宿っているのかもしれない。
文章を書き終わって、「力」を出し切ってしまったのではないだろうか。それは言葉が肉体になるというようなエネルギーではないだろうか。「言」という字は、上が「こころ」で下が「口」でこころが口から出るということらしい。単なるパソコンの画面の字が「こころ」となり「たましい」となる・・・。もう、そんな文章を書くことは、人生の最期くらいかもしれない。そのときに読んでくれる人はいるのだろうか。
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