のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

幸せすぎて泣ける

2006年07月26日 22時18分55秒 | 日常生活
友人りんりんがめでたく母上になりました。
ちびっこちゃんは3100グラム超の健康優良児。
昨晩、母子共に健康だというメールをいただいて
ひとり小躍りしてました。

実はりんりんのだんな様の友人は
のりぞうの職場の先輩。
のりぞうのすぐ後ろに座っています。
いやいや、世の中って本当に狭いもんです。

本日、その先輩夫妻が早速、ちびっこちゃんを見に行く
というので、のりぞうもお供させていただきました。

ちびっこちゃんは予想以上に小さくて、あいらしくて
見ているだけで胸がいっぱいになりました。
あのちっちゃいちっちゃい体が
きちんと生きて呼吸をしているという不思議。
これから大きくなって、いつか私たちと同じように
しゃべったり笑ったりするという不思議。

それらは、ちびっこちゃんを見ていると
「奇跡」という言葉で表してもいいのではないかと
思えてきます。

ちっちゃい体におっきな幸福と
周囲の人たちの愛情をたくさん詰め込んでいるのが
伝わってきて、本当に本当に感動しました。

幸せすぎて泣ける。
幸せすぎて胸が痛くなる。

そんな気持ちを味わえたことに感謝。

赤ちゃんを囲んで向かい合っていた
りんりん夫妻の幸せそうな姿にも感謝。

ここ最近、ひたすら実感していますが
幸せは本当にすごいエネルギーを持っていて
周囲の人にも幸福の波動をもたらします。

だから笑顔のりんりん夫妻に感謝。
連れて行ってくださった先輩夫妻にも感謝。
生まれてきてくれたちびっこちゃんにも感謝。

オー・マイ・ガァッ!/浅田次郎

2006年07月26日 21時40分32秒 | 読書歴
■ストーリ
 諸君、悩むな。ラスベガスがあるじゃないか。
 くすぶり人生に一発逆転、史上最高額のジャックポットを叩き出せ!
 ワケありの三人が一台のスロットマシンの前で巡り会い
 そこで奇跡が起こる。笑って泣いてのエンターテイメント。

■感想 ☆☆*
 ラスベガスに対する作者の愛情がひしひしと伝わってくる作品。
 海外に行ってみたい気持ちはあるものの、パスポートも
 持っていない上に飛行機が苦手な私は、既に海外旅行を
 あきらめている。だからこそ、こういった小説によって
 旅行をしているような気分を味わえるのはありがたい。
 ラスベガスの雰囲気、喧騒がしっかりと伝わってくる。

 他のどこの土地よりも「アメリカ」っぽい都市。
 大雑把で深くは考えず、ただひたすら楽しむ場所ラスベガス。
 24時間、誰かが起きていて、眠ることのない都市。
 マフィアや殺し屋が未だによく似合う都市。
 そういったラスベガスという都市特有のきらめきを
 思う存分味わうことができた。

 笑って泣いて怒って騒いで、のどたばた騒ぎの合間合間に
 はさまれる「日本人」や「アメリカ人」についての文化比較は
 納得させられる部分が多く、まじめに読み進めることができた。
 こういったバランスのとり方がいかにも「浅田さん」だなぁ
 と思った。

 自分がもしも、大金を当てたら・・・とか
 衝動的に日本という国が嫌になってしまったら・・・とか
 様々な空想を楽しむことができる作品。