帰宅途中に博物館前を通る用事が発生し
閉館後、人通りの途絶えた博物館前をとぼとぼと歩いておりました。
ちょっとした計算違いから、
歩行者用の街灯がたっぷり設置されている歩道ではなく
駐車場側の道に出てしまったために
閉館後で電気も消えてしまった薄暗い博物館前を
本当にとぼとぼと歩く羽目に・・・。
実はビビリーなので、歩く速度もいつもより若干、早めです。
ヒールの音を静かな通りに響かせて
颯爽と(しかしビビリながら)歩いていると
30メートルほど前方にある信号機が青に変わるのを発見!
あの信号は、青信号より赤信号の時間のほうが長い魔の信号!
急げっ!今のうちに渡り切ってしまうのだっ!!
「待つ」ことが苦手なワタクシ。
歩く姿だけで露呈してしまっているらしい
鈍い運動神経をものともせず、ブーツで猛ダッシュ。
気持ちだけは、ものすごい勢いで猛ダッシュ。
信号にも余裕で追い付けそうな勢いで
(あくまでも勢いだけ)猛ダッシュ。
ちょうどそのとき。
ワタクシのすぐ前を自転車でちんたら走っていた
男子中学生3人組がちらっと後方を振り返り
ワタクシと目が合った瞬間、大慌てで自転車のスピードを上げました。
信号はまだ先。
おかげで走り続けるワタクシ。
自転車のスピードを上げ続ける男子中学生たち。
もう一度振り返る男子中学生たち。
さらにスピードを上げる男子中学生たち。
青信号がチカチカし出したために
最後の頑張りをひねり出してスピードを上げるワタクシ。
「もしやこの子達、何か勘違いしているのでは?」
という疑惑が頭の片隅をかすめつつも懸命のダッシュです。
その様子を気配で感じるのか、
更に更に速度を上げ、とうとう颯爽と信号を渡り切った中学生たち。
・・・ワタクシは間に合いませんでした。
土台、ナケナシの運動神経では間に合うわけがないのです。
日頃の訓練も足りていないし。
息をゼエゼエ言わせながら、信号の傍で無念をかみしめていると
信号の向こうから男子中学生たちの声が聞こえてきました。
「やべー!!チョー怖かった!!」
「すげーびっくりしたー。」
・・・やっぱり。
ちょっとね、思ってたのよね。
というか、確信してたのよね。
絶対、勘違いされてるなって。
というか、というか、ね。
自覚もしてたのよね。
第三者的に冷静に見ても、今のワタクシ、確実に怪しい人だなって。
・・・・。
もう。
変質者に注意するお年頃じゃなくなったんだよね。
と物悲しい気持ちに襲われました。
■本日の教訓
暗い夜道にはくれぐれもご用心。
不用意に猛ダッシュなんてしてはいけません。
特に前方に若い子がいるときは。
ちなみに。
今日の今日まで遭遇したと思いこんでいた変質者の方々は
あの方もあの方もあの方もあの方も
若さゆえに、周囲がまったく見えていなかったあの頃のワタクシが
勝手に勘違い、思い違いによって仕立て上げた
架空の(妄想の)変質者だったのかも、
と申し訳ない気持ちでいっぱいになってきました。
えっと。
あの頃の方々、ゴメンナサイ。
■本日の教訓 その2
若いって罪作り。
閉館後、人通りの途絶えた博物館前をとぼとぼと歩いておりました。
ちょっとした計算違いから、
歩行者用の街灯がたっぷり設置されている歩道ではなく
駐車場側の道に出てしまったために
閉館後で電気も消えてしまった薄暗い博物館前を
本当にとぼとぼと歩く羽目に・・・。
実はビビリーなので、歩く速度もいつもより若干、早めです。
ヒールの音を静かな通りに響かせて
颯爽と(しかしビビリながら)歩いていると
30メートルほど前方にある信号機が青に変わるのを発見!
あの信号は、青信号より赤信号の時間のほうが長い魔の信号!
急げっ!今のうちに渡り切ってしまうのだっ!!
「待つ」ことが苦手なワタクシ。
歩く姿だけで露呈してしまっているらしい
鈍い運動神経をものともせず、ブーツで猛ダッシュ。
気持ちだけは、ものすごい勢いで猛ダッシュ。
信号にも余裕で追い付けそうな勢いで
(あくまでも勢いだけ)猛ダッシュ。
ちょうどそのとき。
ワタクシのすぐ前を自転車でちんたら走っていた
男子中学生3人組がちらっと後方を振り返り
ワタクシと目が合った瞬間、大慌てで自転車のスピードを上げました。
信号はまだ先。
おかげで走り続けるワタクシ。
自転車のスピードを上げ続ける男子中学生たち。
もう一度振り返る男子中学生たち。
さらにスピードを上げる男子中学生たち。
青信号がチカチカし出したために
最後の頑張りをひねり出してスピードを上げるワタクシ。
「もしやこの子達、何か勘違いしているのでは?」
という疑惑が頭の片隅をかすめつつも懸命のダッシュです。
その様子を気配で感じるのか、
更に更に速度を上げ、とうとう颯爽と信号を渡り切った中学生たち。
・・・ワタクシは間に合いませんでした。
土台、ナケナシの運動神経では間に合うわけがないのです。
日頃の訓練も足りていないし。
息をゼエゼエ言わせながら、信号の傍で無念をかみしめていると
信号の向こうから男子中学生たちの声が聞こえてきました。
「やべー!!チョー怖かった!!」
「すげーびっくりしたー。」
・・・やっぱり。
ちょっとね、思ってたのよね。
というか、確信してたのよね。
絶対、勘違いされてるなって。
というか、というか、ね。
自覚もしてたのよね。
第三者的に冷静に見ても、今のワタクシ、確実に怪しい人だなって。
・・・・。
もう。
変質者に注意するお年頃じゃなくなったんだよね。
と物悲しい気持ちに襲われました。
■本日の教訓
暗い夜道にはくれぐれもご用心。
不用意に猛ダッシュなんてしてはいけません。
特に前方に若い子がいるときは。
ちなみに。
今日の今日まで遭遇したと思いこんでいた変質者の方々は
あの方もあの方もあの方もあの方も
若さゆえに、周囲がまったく見えていなかったあの頃のワタクシが
勝手に勘違い、思い違いによって仕立て上げた
架空の(妄想の)変質者だったのかも、
と申し訳ない気持ちでいっぱいになってきました。
えっと。
あの頃の方々、ゴメンナサイ。
■本日の教訓 その2
若いって罪作り。