のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

お酒の強さと心の強さと見解の相違

2010年06月10日 23時22分33秒 | 日常生活
前期、とある活動を評価された表彰グループに
運よく紛れ込むことができました。
それはどこをどう見ても「紛れ込んだ」としか言いようがないほど
ワタクシはほとんど関わっていない業務ですが
もらえるものはもらっておかないと、
今後、もう二度と表彰されることなどないかもしれないのです。
ありがたく、ありがたく表彰されました。

そのまま表彰されたことすら忘れかけていましたが
本日、そのときにいただいた表彰金で飲み会が行われました。
ひとりあたりの予算が約1万円!
通常の飲み会ではありえないゴージャスな予算です。
というわけで、紛れ込んだだけにも関わらず
幹事もゲットしたワタクシは、その特権をふんだんに活用し
普段、足を踏み入れることのないような
ちょっぴり高級チックな料亭を勝手に予約することに成功しました。

そこは、お店構えから、店内の雰囲気から、部屋の様子、
窓からの眺め、何もかもがシンプルで品がよく
食欲だけでなく、心も満足させていただけるお店で
実に実に幸せを堪能した飲み会となりました。
はぁ・・・と喜びをかみしめながら
ビールを飲み、日本酒を飲み、焼酎を飲みしていると
その様子を見ていた本部長が空いたグラスに
こまめにお酒を注いでくださいました。
おかげで、日本酒を飲んでは、焼酎を飲み、
焼酎を飲んでは、日本酒を飲み、
と際限なく湧き出る泉のようなグラスを手に入れてしまったワタクシ。
久々にアルコールをくぴくぴとお腹の中に詰め込みました。

しかしながら、飲んでも飲んでも注がれるグラス。
反面、一回たりとも誰にもお酒を注いでいない自分自身に気が付き
遅ればせながら、ようやく
少しは恐縮しなきゃいけないんじゃないの!?
そもそも、ワタクシがお酒を注いでまわるべき下っ端なんじゃないの?!
というか、ワタクシ、幹事だったよね!?
いつまでも飲んでいる場合じゃないよね。
それにそれに、もうさすがにお腹いっぱい!
水分も一滴たりとも入りませんからー。
と気が付き、(あれ?後半は完全に己の都合だな。)
注がれるグラスを片手に慌てふためきました。

「いやいや!もう!もう、存分に飲みすぎてますから!!
 お気になさらず!かまわないでくださいー。」

そんなワタクシに本部長がにやりと笑っておっしゃいました。

「そんなこと言って。今、本音が聞こえてきたよ。
 飲みすぎたんじゃなくて、飲み足りんちゃろ?
 本当に飲むねぇ。見とって気持ちがいいわ。」

・・・いえ。
もうお腹いっぱいなんですってば。
水分一滴たりとも入らないんですってば。
どう考えても飲みすぎてるんですってば。
と言い募るワタクシのグラスに日本酒を注ぎながら
本部長代理が感嘆をこめておっしゃいました。

「最近は、女性のほうがお酒も強いねぇ。
 のりぞうくん。本当に気持ちよさそうに飲むよねぇ。」

とどめにワタクシの部長がにこやかにおっしゃいました。

「のりぞうくんは最近、お酒だけじゃなく
 仕事の上でも強いんですよ。
 僕にしっかり反論してきますからね。
 どんどんたくましくなってますよ。」

・・・それはもはや、お酒とは何の関係もないような。
どさくさに紛れて、普段は言えない部長の本音を
しっかりと伝えられました。

なんにせよ。
飲みすぎ注意。
雰囲気のよいお店は心地よさがお酒を美味しくします。
普段以上に飲みすぎ注意が必要です。
はぁ。満足満足。