太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

個性

2011-09-23 15:23:04 | 日記
ハワイに移住して半年たらずの シロ です。



日本を離れるときに、決めてきたことがある。

「日本だったら ~~ なのに」と思わないようにしよう、ということ。

日本の方が便利で、サービスもよくて、いいものが一杯あるに決まってる。
日本語だって通じるしね。

私がそう決めてきても、それでも、ハワイは私を驚かせてくれることをやってくれる。


夫の銀行口座をふたつに分けようと銀行へ行った。

個別のデスクに案内され、いかにもベテラン風のデボラがにこやかに挨拶をした。
まず、2週間ぐらい前に頼んだキャッシュカードが、まだ来ないことを伝えると、
しばらくPCのキーボードを叩いたあと、爽やかな笑顔で
「そういうリクエストは受けてない」
と言う。
10日でできると言ったのに・・


なんのこれしき。
改めてリクエストすれば済む話だ。

さて
口座の確認をしていたデボラが、夫の社会保障番号が違う、と言い出した。

PCの画面を見ながら、夫に番号を口頭で言わせ、眉間にすーっと皺を寄せてこう言った。

「あなた、アメリカ市民??」

さすがの夫も返す言葉がないみたいだった。
ハワイで生まれて、10年以上同じ口座を持っていて、いまさらアメリカ市民かって聞かれるなんて。

結局、ただの登録ミス。

「あらぁー、なぜ違ってたのかしらね、ヘンね」

笑っていいところなのか?(たぶん、笑っていいとこなんだろう)

けして小さな銀行じゃない。全米でも上位ランクの銀行なのだ。


とにかく。


キャッシュカードは、普通預金じゃなく、定期預金口座のカードにしてもらい、
きっちり10日後にそれは届いた。


いざ、カードを使ってみると・・・・・





あはは~~  それは普通預金のカードだった

うん、そんな気がした。
定期口座でって念を押した時に、ちょっと不安になったもん。
もうめんどくさいから、そのまま使っている。


きっとこんな話もてんこもり。


だけど、これってこの国の個性なんだろなーと思う。
シッカリ者で気がきく日本と、陽気で細かいことが苦手なアメリカ。


そう思えば腹もたたず(と思いたい)