太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ハウオリ マカヒキ ホウ(あけましておめでとう)

2017-01-01 13:46:17 | 日記
「ハッピーニューイヤーを日本語でなんて言うか覚えてる?」

と夫に聞くと、

「わかるわかる、待って、言わないで。思い出すから」

しばらく ウーン ウーン と考えていたが観念したので教えてあげた。

「違うよ!そういうのじゃない。他にあるでしょ」

いや、あけましておめでとう、以外にないから。

そんな具合にハワイも新年を迎えた。



大晦日まで仕事して、2日からまた仕事。

昨年までは元旦も働いていたから、今年は何年ぶりかで元旦を家で過ごしている。

昨夜は近所でほんとうにひどくやかましい花火が連発で、何時間も眠れなかった。

庭先ぐらいのところで、大きな打ち上げ花火と、中国の爆竹をひっきりなしにやられてごらんよ。

火薬の匂いは部屋まで入ってくるし、振動が体に響いてくるし、

大晦日は花火をやるのが恒例とはいえ、こんなに迷惑なのは今年が初めてだ。

こんなときこそ、気の強いシュートメが出て行って文句を言ってくれるといいのに。



明けた新年は、眠れなかったぶん朝寝をして、海に行った。






海の水はあたたかいが、風がある。

今、オバマ大統領が、このビーチにある家に滞在しているのだ。




おだやかな元旦。




職場に来る、日本人のツアーガイドさんも元旦だけがお休みだけれど、

日本食スーパーで御節の材料(もちろん出来合い)を買って、重箱に並べて

お雑煮はちゃんと作るのだそうだ。

彼女のように、子供がいたら、日本のお正月の食べ物を見せておくことは大切だと思う。



そんな話を聞いたら、むしょうにお雑煮が食べたくなったので、

大晦日に、仕事が休みの夫にお餅を買ってきてくれるように頼んだ。

買ってきたのは、丸いお餅。

実家のお雑煮は、おしょうゆベースで、ほうれんそうと里芋と大根が具で、お餅は四角いのを焼かずに入れる。

具は近所では買えないものばかりだし、お餅は丸餅だけど、具なしのお雑煮を作った。

日本で具なしのお雑煮を食べるのは悲しいが、ハワイなら妥協できる。

お餅だけでも買えたのはラッキーだ。



今度のお正月は御節もいいなあと思うけれど(って、1年も先のことだ)

かろうじて夫が食べるのは、なます と、筑前煮を少しだけで

食べるのは私一人だと思うと、もったいないが先にたつ。



昨年は思いがけず転職して、

さらにもっと思いがけず夫まで転職することになり、

絵を売り始めることになったり、

まあいろいろあった。

ないものに意識を向けるととことんみじめになり、

あるものに意識を向けるととことん恵まれていると知る。

状況は同じでも、自分次第で幸せにも不幸にも簡単になれるのだと深く学んだ1年でもあった。



今年はどんな楽しい年にしようか。

そうそう、抱負は  気分よく過ごす だ。

気分のいい1日×364日。

やってやれないことはない。



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