今日から我が家に孫台風1号・2号が上陸し、ひっちゃかめっちゃか状態ですが、本物の台風は来て欲しくないですね。
さて、Re.2002のデカール問題が無事(かどうかは微妙?)解決し、そちらの完成を優先した関係で暫く中断していた回天の製作を再開しました。Ⅱ型とⅩ型の胴体左右の接着面のサンディングが一応終わったので、まずはⅡ型の組み立てを進めることにしました。接着面に状態確認のために、捨てサフ(缶スプのグレーサフ1000番)を吹いて確認しました。
Ⅱ型は4ブロックに分かれていて、それを接続するパーツが上です。その円形パーツの中にプロペラ(スクリュー)がくっ付いています。スクリューを切り取ると右のような状態になるので、これらのランナーを切り取り、パーティングラインを処理する必要があります。
各ブロックを接続してみました。円形のパーツはそのままでは嵌め込むことができず、リューターでかなり削り込みました。本体側も削り込んで何とか接合出来ました。
後部の接合部分に大きな隙間が生じるので、ここはパテの出番となりました。
ポリパテにしようか迷いましたが、混合するのが面倒に思えて、クレオスのホワイトパテを充填しました。タミヤのラッカーパテよりは乾燥後のヒケは少ないです。
120番の神ヤスでサンディングした状態です。この後、番手を上げながら最後は800番で仕上げました。
Ⅹ型も並行して作業を進め、全体を接続しましたが、やはりパテが必要になります。
接合部にパテ盛りしました。
サンディング中に折るかもしれないと思っていた船首のヒゲ状のモールドを予想通り折ってしまいました。破損したパーツは片方だけ見付かったんですが、もう片方が行方不明になり自作して取り付けました。
こちらが自作して取り付けた状態です。左右で若干形状が異なりますが、見た目OKと言うことにしました。Ⅹ型はこの状態で一旦保留して、Ⅱ型の製作を進めます。
大きさ比較のため、両型を並べて見ました。Ⅱ型のデカさが目立ちますね。スケールは1/35ですので、念のため!
Ⅱ型に戻り、各部のパーツの取り付けに入りました。セイル部分にあるハッチですが、そのままでは開口部が狭すぎて嵌りません。と言うことで、リューターを使って開口部を広げました。
開口部を広げて、これでハッチを嵌め込みました。下面側にあるハッチも同様に加工して取り付けました。
ハッチに手摺りとエッチングパーツを接着しました。下面側も同じです。
こちらが下面。小物パーツも接着しました。
船首にあるパーツを接着しましたが、バリだらけで、整形に手間がかかりました。
スクリューにも盛大なパーティングラインがあります。
サンディングして整形しました。先端にヒケがあるので、パテを盛りました。スクリューは接着固定で回転しません。飛行機だとプロペラは回転させたい気持ちになりますが、こちらは回転しないことに特に不満はありません。それより、問題はこの先の塗装で、金色で塗装することになりますが、金色の塗料ってMr.カラー10番の初期ロット(上から2枚目の写真に写ってるもので、恐らく初版)しか持っていなくて、これをこのまま使用できるのか、大いに気になる所です。エアブラシだと詰まってしまいそうだし、かと言って筆塗りでうまく塗料が乗るんでしょうか? 新しい塗料を買った方が良いのかもしれないですが、古い塗料を使い切るまで新調したくない気持ちがあって、どうも貧乏性が出てしまいますね。
船尾に安定板を接着しました。ここも一応の位置決め用のホゾ穴がありますが、安定板側の突起のサイズと合わなくて、そのままでは取り付けできません。ホゾ穴を少し広げてなんとか取り付けできました。こう言う所が簡イキットならではと言った部分ですが、同じ簡易キットでもミクロミルのキットは一段デキが低いように思います。
Ⅱ型の製作はまだこの先も続き、セイル部分の組み立て(エッチングパーツ)と船尾の舵の取り付けが残っています。これらの組み立てが終わってからⅩ型の組み立てに入ることにしており、両型の組み立てが完了したら纏めてサフ吹きに入る予定です。 オールブラックの塗装ですが、どのように立体感を出そうか、ちょっと悩みそうですね。
次回は、Ⅹ型の組み立てに入ります。
ここまでご覧頂き、ありがとうございました。🙇
さて、Re.2002のデカール問題が無事(かどうかは微妙?)解決し、そちらの完成を優先した関係で暫く中断していた回天の製作を再開しました。Ⅱ型とⅩ型の胴体左右の接着面のサンディングが一応終わったので、まずはⅡ型の組み立てを進めることにしました。接着面に状態確認のために、捨てサフ(缶スプのグレーサフ1000番)を吹いて確認しました。
Ⅱ型は4ブロックに分かれていて、それを接続するパーツが上です。その円形パーツの中にプロペラ(スクリュー)がくっ付いています。スクリューを切り取ると右のような状態になるので、これらのランナーを切り取り、パーティングラインを処理する必要があります。
各ブロックを接続してみました。円形のパーツはそのままでは嵌め込むことができず、リューターでかなり削り込みました。本体側も削り込んで何とか接合出来ました。
後部の接合部分に大きな隙間が生じるので、ここはパテの出番となりました。
ポリパテにしようか迷いましたが、混合するのが面倒に思えて、クレオスのホワイトパテを充填しました。タミヤのラッカーパテよりは乾燥後のヒケは少ないです。
120番の神ヤスでサンディングした状態です。この後、番手を上げながら最後は800番で仕上げました。
Ⅹ型も並行して作業を進め、全体を接続しましたが、やはりパテが必要になります。
接合部にパテ盛りしました。
サンディング中に折るかもしれないと思っていた船首のヒゲ状のモールドを予想通り折ってしまいました。破損したパーツは片方だけ見付かったんですが、もう片方が行方不明になり自作して取り付けました。
こちらが自作して取り付けた状態です。左右で若干形状が異なりますが、見た目OKと言うことにしました。Ⅹ型はこの状態で一旦保留して、Ⅱ型の製作を進めます。
大きさ比較のため、両型を並べて見ました。Ⅱ型のデカさが目立ちますね。スケールは1/35ですので、念のため!
Ⅱ型に戻り、各部のパーツの取り付けに入りました。セイル部分にあるハッチですが、そのままでは開口部が狭すぎて嵌りません。と言うことで、リューターを使って開口部を広げました。
開口部を広げて、これでハッチを嵌め込みました。下面側にあるハッチも同様に加工して取り付けました。
ハッチに手摺りとエッチングパーツを接着しました。下面側も同じです。
こちらが下面。小物パーツも接着しました。
船首にあるパーツを接着しましたが、バリだらけで、整形に手間がかかりました。
スクリューにも盛大なパーティングラインがあります。
サンディングして整形しました。先端にヒケがあるので、パテを盛りました。スクリューは接着固定で回転しません。飛行機だとプロペラは回転させたい気持ちになりますが、こちらは回転しないことに特に不満はありません。それより、問題はこの先の塗装で、金色で塗装することになりますが、金色の塗料ってMr.カラー10番の初期ロット(上から2枚目の写真に写ってるもので、恐らく初版)しか持っていなくて、これをこのまま使用できるのか、大いに気になる所です。エアブラシだと詰まってしまいそうだし、かと言って筆塗りでうまく塗料が乗るんでしょうか? 新しい塗料を買った方が良いのかもしれないですが、古い塗料を使い切るまで新調したくない気持ちがあって、どうも貧乏性が出てしまいますね。
船尾に安定板を接着しました。ここも一応の位置決め用のホゾ穴がありますが、安定板側の突起のサイズと合わなくて、そのままでは取り付けできません。ホゾ穴を少し広げてなんとか取り付けできました。こう言う所が簡イキットならではと言った部分ですが、同じ簡易キットでもミクロミルのキットは一段デキが低いように思います。
Ⅱ型の製作はまだこの先も続き、セイル部分の組み立て(エッチングパーツ)と船尾の舵の取り付けが残っています。これらの組み立てが終わってからⅩ型の組み立てに入ることにしており、両型の組み立てが完了したら纏めてサフ吹きに入る予定です。 オールブラックの塗装ですが、どのように立体感を出そうか、ちょっと悩みそうですね。
次回は、Ⅹ型の組み立てに入ります。
ここまでご覧頂き、ありがとうございました。🙇
Ⅹ型製作の、その4に続く。
知らなかったことが、記事になっていたり
して、当時を思い返して読んでいます。
大戦機のキットを作るその背景に何が
あったのかも知りたくなります。
毎年8月15日になると戦争について考えてしまいますよね。 終戦から79年、終戦の年に生まれた人ももう79歳ってことになり、近い内に戦争を知らない子供たちだけになってしまいそうですが、この戦争のことは歴史上、消えることはないですね。
制作中の回天も、計画だけで終わったのがせめてもの救いかもしれません。