( 花の富士 三島 楽寿園の 展示の一つ )
富士山を廻る旅で得た写真も 今日までとします。 2週間に亘った
富士山を中心としたブログでした。 様々な表情の富士山。 古代の昔から
日本の人々は 富士山を讃えてきました。 今月 世界遺産に登録されます。
私が往復した サツタ峠から見る富士山を 広重が浮世絵に 描いています。
桜エビを食べた由井(由比)、 枇杷(びわ)が 鈴なりだった 由井です。
由井と言えば 由井正雪の出た処、 江戸幕府転覆の重罪人も 実は
当時の浪人(失業者)救済に立ち上がった 義の人でした。(地元では・・)
清水の次郎長親分 幕末、明治に生きた ヤクザの親分ですが 維新後の
日本の経済発展に尽くした 地元の有力者でもありました。 地域、地域の
歴史も 文化もあって 興味が尽きない土地柄ですね。 昔の東海道ですから・・。
5000年前に今の姿になった後も 200年に一度の割合で 噴火を 重ねて
きました。 最近では 1707年の 宝永大噴火が 有名。 今回陥没した
宝永火口も 見ることが出来ました。 今も少しづつ 富士山全体が膨張して
プレートが移動しているとのこと。 自然の力を 無視することは出来ませんね。
かたつぶり そろそろ登れ 不二の山 一茶 とあります。
私にも 頂上は無理でも・・ 8合目で ご来光をという気持ちは あります。
大いなる存在への憬れ、 高山植物 野鳥 昆虫や 時々で変わる 雲のかたち。
『 最も美しいもの、 最も気高いもの、最も神聖なものの 不変的な典型と
して いつも挙げられるのは 不二の高嶺 』 ( 深田久弥 日本百名山から )
と言われるように 富士山人気は 高まるばかりです。
忍野に居て 毎日 富士の高嶺を 見上げられるのは 幸せなことです。
色々なことが あっても 白い嶺を見ていると 心が 落ち着いてきます。
海や空と共に 大いなる自然を感じ 祝福されている実感があります・・。
これからも 富士山と共に あることでしょう・・・。 有り難うございました。
川遊び 昔は 川遊びは 人気でした。 今日のブログは 三島中心です。
銀鯉 ここの鯉もメタボ・・。
鴨も 澄んだ浅瀬で 大変そう ?
アオサギ 久しぶりに 見ました。 高知の鷺と 全く同じです。 楽寿園で。
杜若 ? 水辺に咲くアヤメの類です・・。
子規の句。 市内はビルも多いので どこからでも・・という訳にはいきませんが・・。
溶岩にのっかる樹木。 富士山の周りは 当然ながら 溶岩が大地を 蔽っています。
額紫陽花 今回は紫陽花を よく見ることが出来ました。
ランタナ 七変化とも言います。 今年初めて というより 本来7月の花です。
富士には 月見草が似合う (太宰 治) とか。 キンシバイも 仲々です。
蝮草(まむしくさ) 標高1000m前後の スカイラインで見ました。
富士にポッカリ穴と 宝永山。 今から300年前 大地震の後 大きな富士山噴火がありました。
富士山の東 須走口あたりからの富士山
山梨に戻り 山中湖近く辺りの富士山 雪は少しづつ少ないものの いつもの富士山。 右に大沢崩れ。