( 2月28日のブログと比較してご覧ください。 花火のような 枝垂れ梅 )
3・11東人間大震災の日が近づき マスコミの関連記事やニュースが増えています。
7年たって ようやく福島原発二号機の底部に融け落ちた核燃料を確認したという事です。
未だ取り出しに必要な情報も十分得られず 30~40年先の廃炉完了への道は遠い・・。
核燃料(デプリ)を取り出しても 最終的な保管場所や処分方法も決まっていません。
今日本の原発は事故を起こした福島原発だけでなく 多くが建設から40年を過ぎ 廃炉
時代を迎えています。既に9基が廃炉を決定され 他の原発も順次廃炉に向かう。
使用済み核燃料を再処理した高レベル放射性廃棄物は深い地層に処分する計画だが その
処分地が決まっていない。原発のある自治体も核燃料ゴミは他県でという姿勢で総計2千万
トンと言われる廃炉後の核のゴミのその捨て場(処分地)が決まっていない。解体廃棄物は
原発を建設した電力会社の責任処分とされています。
いわゆる核のゴミ(原発の廃棄物)は放射能濃度に応じて3つに区分される。原子炉内の
構造物や制御棒がL1 廃液等を固定化したものはL2 建屋のコンクリートや金属などは
L3に属する。これらの総計が2千万トンと言われる。これには除染された土等は含まれない。
私が東北へ旅した時も 黒や青のビニール袋が多く積まれていました。この汚染土壌は一旦
福島県内で中間貯蔵施設を作り 3年以内に80%を現在置かれている所から一旦移し
30年以内に県外の最終処分場へ処分することになっています・・。先送りした感じです。
日本の原発事業は運転を優先し 廃棄物の処分については先送りをしてきた。事故で発生した
気体や液体の放射性廃棄物は環境(自然)に放出(垂れ流し)しているが 固体はそうは
いかない。政府が進めている原発再稼働も 問題を先送りするのみで 原発の場当たり的政策が
今深刻な問題を生んでいる。その処分にどれ程の費用がかかるかも分からない。これでは原発は
安いという言い方は全く通用しない。上述のL1廃棄物だけで ドラム缶 6万5千本に上ると
見積もられている。 (続く)
いよいよ梅の満開です。 この枝垂れ梅の満開を狙って TV局も沢山来ます。
石垣との組み合わせも 絵になります。
枝垂れ梅 だけでなく 近くの白梅もほぼ満開! この梅林には 10種類の梅があるそうです。