ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  春爛漫の続き と お彼岸に寄せて 

2018年03月22日 | 自然 花 写真

 

    (  ひさし振りに 朝陽 !  もう6時頃には 陽が昇ってきます。 )

 

「 今風邪を引いている」と書いてふと思った。ひくとは 引くという漢字でいいのだろうか? 
ネットで調べると それでいいのだそうだ。その説明では『風邪』という字 これはふうじゃと
読む。確かに『風をひく』のではなく『風邪を引く』と書く。では 『ふうじゃ』とは何か?

これは邪気の一つで 他に暑いのも 寒いのも邪気だそうです。この邪気を体内に引き込んで
感冒の症状となる。 だから『風邪を引く』と書いて正解ということです。分からないで使って
いることが多いですね。 以前から風邪という字に 少しひっかかっていたので 同時に2つも
疑問が解けた ということです。

このことではすっきりしたのですが 肝心の風邪の方は 未だすっきりしない。昨日からめまい
の症状が加わった。鼻はつまり 声は出にくく 身体がだるい。体力の衰えを感じる・・。仕方
なく 時間つぶしに 新聞を読んでいたら 瀬戸内寂聴さんの随筆があった。『 死ぬ日まで 』と
いう題に少し惹かれた。確か95才の静聴さん いよいよ最後の随筆・・かと 早合点した・・?

昨日は春分の日 彼岸の中日でした。又ここでひっかかった。『彼岸』とは?? あの世のことである。
多分寂聴さんもお彼岸に合わせて この随筆を書かれたのだろう。この世は此岸(しがん)という。
こちら側のことでしょう。春分の日は 彼岸と此岸が近づき 死者の霊がこの世に来安くなり そんな
訳でお墓参りして 御先祖様にお会いするらしい・・。簡単に言うと そんな理屈らしい。

寂聴さんは尼僧でいらっしゃるから 死ぬことをお書きになっても不思議はない。世間ではあまり
『死』のことは おおっぴらに言わない。縁起が悪いと言うか 長生きのことは書いても その後の
死については 余り言わないし 考えたくもない。先日橋田壽賀子さん(92歳)が安楽死のことを
話しておられた。そういえば 寂聴さんも95歳 私の好きな五木寛之さんも85歳 皆長寿です。

これくらいになると 死のことを正面から論じてもそう嫌われない。お釈迦さんも生老病死のことを
弟子達に話され逝かれた。イエス・キリストは三十数歳で 十字架の上で亡くなっている。この贖いの
死と復活がキリスト教の重要な教えとなっています。今年は4月1日がイースターですが イエス様の
復活を祝うお祭りです。復活の前に十字架にかかる恐ろしい死があったわけで 長寿社会と言っても
百歳人生と言っても 人は必ず死ぬのですから 死について考えるのは 避けて通れない問題です。

この自明の理をしっかり見つめようと 私は思うのです。終活という いかにも商業主義的な扱われ方
ではなく この世での生を全うするために 死をもっと正面から見つめることが 大事だと思います。
死を考えるとは 生を見つめることです 高齢者は今余命(余生)を生きているのですから 月明かりに
照らされて 自分を見るようなもので 死(月)を考えてこそ 残された命を有意義に過ごせるのだろう。

雨と風邪で身動きがとれないこの期間 動けない時のブログについて考えながら 高齢者の共通の課題を
話題にするのも よいことではないかと思うようになりました。

 

 

雨の間にも 高知の桜は 満開に近づいているだろうと思います。

これはハナモモ 花が八重で しっかりしていて 鮮やかです。

 

似てはいますが 紅梅です・・。

相変わらずきれいな 白木蓮。

 雪柳も どんどん勢いを強めています。

菜の花 春に黄色い花が多いのは事実のようです。 春咲く花の中で30%を超えるそうです。

ミモザ 房アカシア 

白い 沈丁花(じんちょうげ) 香りのある花もいいですね・・。

水仙も 結構香りがあるんですね・・?

 

 我が家のチューリップ。 日当たりのよくないところは 小さい・・。

 

 

コメント (1)
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