大好きなドイツというキーワードに魅かれて、筧有子展に行ってきました。
会場は元町6丁目のギャラリー松尾、会期は9月8日(火)までです。
筧さんは明石出身、現在はご主人と一緒に、ドイツ・ハンブルグにお住まいで、在独6年近くになるそうです。
ギャラリーの場所を確認していて、会場が歴史的建造物の中だと知って、ますます興味がわきました。
しかも、今日5日は筧さんのギャラリー・トークが予定されていました。
ギャラリー松尾のある松尾ビルは大正14年の竣工。戦災も震災もくぐりぬけてきました。
阪神・淡路大震災の時は、しっくいの壁が崩れたところはあっても、躯体はビクともしなかったとか。
上の写真の街灯は元町6丁目の6をもじった街灯です。1階にはドラッグストアが入っていて、ビルの西側に入口があります。
レトロなエレベーター^^はビルのオーナーが操作してくださいました。
エレベーターを巻くように木製の階段があります。
さて、肝心の^^絵のことですが、筧さんは日本画家。和紙に水干(すいひ)絵の具や岩絵の具などを使って描くのですが、水彩画のようなやわらかさ、やさしさ、透明感にあふれていました。
筧さんが絵を描くエネルギーになっているのは、日常の中から見つけ出せる「幸せの感覚」と「自然の素晴らしさ」だそう。
だから、ほんわかあたたかな画風がかもしだされているのでしょうね。